『Portal with RTX』はグラボメーカーのNVIDIAがリリースするPortalのMODとも言えるリマスタータイトルです 。
NVIDIAの新技術「DLSS3.0」を体験するベンチマークソフトのようなタイトルなので、RTX40シリーズを推奨スペックに要求しています。
この記事では推奨スペックについて、実際の動作環境について紹介していくので、プレイ環境を知りたい方は要チェックです。
\ 用途・価格別に紹介! /
『Portal with RTX』の推奨スペック・動作環境
『Portal with RTX』は『Portal』のレイトレーシング・DLSS3.0対応版のタイトルです。
公式MODに近いタイトルで、オリジナルのPortalを持っていれば無料でプレイが可能です。
とは言っても推奨スペックが尋常ではないほど高いタイトルなので、プレイできるゲーミングPCを持っているごく一部の方しか体験できないコンテンツです。
ゲーミングPCのスペック予備知識まとめ
fpsは「Frames Per Second」の略であり、1秒に何回のフレーム(画面)を出力できるか?という意味です。
ゲームにおけるフレームレートとは「画面の滑らかさ」を意味しているため、fpsが高ければ高いほどゲームが快適になります。
パラパラ漫画で例えると1秒間にめくる漫画の枚数が多い状態が「fpsが高い」状態であり、漫画の枚数が少ない状態が「fpsが低い」状態です。
上記の画像のとおり、壁から敵が出てくるようなシーンでは明らかに高fpsが有利ということがわかります。
最低スペック・最低動作環境
CPU | Intel i7-6700, AMD Ryzen 5 3600 |
メモリ | 16 GB RAM |
GPU | GeForce RTX 3060 |
最低スペックの時点で「RTX3060」を要求しているタイトルは他に類を見ません。
一方でCPUについてはあまり高いスペックを要求しておらず、数世代前のモデルでも十分です。
レイトレーシングやDLSSを体験するためのタイトルなので、グラボを重視しているのだと分かります。
推奨スペック・推奨動作環境
CPU | Intel i7-12700K AMD Ryzen 9 5900 |
メモリ | 32 GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4080 |
推奨スペックでは「RTX 4080」を要求しており、RTX40シリーズのベンチマークソフトとしての側面が強いと分かります。
CPU・メモリ共に現行世代のゲーミングPCでもハイクラスな構成を要求していますが、RTX40シリーズのグラボに対してボトルネックを引き起こさないための構成だと予測できます。
少なくとも50万円程度は必要になる構成なので、ハイクラスなゲーミングPCですら遊べないタイトルです。
- DLSS 3.0とは?
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DLSS 3.0とは、RTX40シリーズから搭載されているNVIDIAの新技術です。
「ディープランニングスーパーサンプリング」の略で、ゲームの綺麗な映像のシーンと、映像の荒いシーンを比較させ学習することで、映像の荒いシーンでさえ綺麗に映し出すとともに、GPUの負荷を下げるというものです。
- 『Portal with RTX』を遊べるゲーミングPCの価格帯は?
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RTX4080、RTX4090の搭載を前提としたタイトルなので、最低でも40万円程度のモデルが必要になります。
『Portal with RTX』のベンチマーク・グラボごとの出力fps値は?
- RTX4090+DLSS3.0:230fps
- RTX4090+DLSS3.0:207fps
- RTX4090+DLSS:164fps
- RTX4090+DLSS:134fps
- RTX4090:99fps
- RTX4090:75fps
ベンチマークを見る限り、DLSS3.0を利用できないグラボではパフォーマンスが格段に落ちています。
DLSSをオンにしなければRTX4080ですら75fpsとなっており、如何に動作の重たいゲームかが分かります。
RTX30シリーズにおいてはRTX3070TiですらDSLLを利用しても60fpsが安定しないほどです。
『Portal with RTX』おすすめゲーミングPC
この項目ではRTX40シリーズを搭載したゲーミングPCをBTOパソコンショップから紹介していきます。
どれも推奨スペックを超える性能を持っており、『Portal with RTX』を最大限楽しめるスペックがあります。
ゲーミングPCの選び方について解説した記事も用意しているため、そちらも参考にしてみてください。
RTX4090搭載モデルなら推奨スペック以上の環境
GALLERIA UA9C-R49 RTX4090搭載
- DLSS3.0を最大限活かせるスペック
- 現行でもっともマシンパワーのあるゲーミングPC
- 通常通りPCゲームを遊ぶだけではオーバースペックなほど
- ゲーミングPCの中でも最高級
- 4KかつMODを入れまくるような無茶をしない限りスペックを出しきれない
ガレリアの最上位シリーズ「GALLERIA UA9C-R49」はCPUにCore i9-13900Kを搭載し、ボトルネックを引き起こさずにRTX 4090のスペックを十分に発揮できます。
水冷CPUクーラー搭載をしているため、ゲームプレイ中にCPUのオーバーヒートでPCがクラッシュすることも防げます。
普通のPCゲームを遊ぶだけではオーバースペックですが、『Portal with RTX』はスペックを活かしきれるピッタリなタイトルでしょう。
電源も1200WでGPUとCPUがフル稼働しても余裕があり、電力を使用するパーツの拡張や増設なども可能です。
>>公式サイトで『GALLERIA UA9C-R49』の詳細を見る
RTX4080モデルなら推奨スペックと同等の環境
GALLERIA XA7C-R48
このモデルのメリット・デメリット
- DLSS3.0を利用できるゲーミングPCで最安値
- 最新ゲームをくまなく遊べるほどのスペック
- 5年以上は最新ゲームを遊びつくせる
- CPUがややパワー不足(ボトルネックを引き起こす)
ガレリアのミドルクラスシリーズ「GALLERIA XA7C-R48」なら、お手頃な価格でRTX4080を手に入れられます。
お手頃といっても約40万円は必要ですが、それでもRTX40シリーズの中では最低価格のモデルです。
『Portal with RTX』においてはDLSS3.0を利用できるため、最新のフルレイトレーシングを最大限楽しめます。
CPUはグラボに対してややパワー不足ですが、それでもRTX40シリーズの新技術を体験するには購入しやすいゲーミングPCです。
>>公式サイトで『GALLERIA XA7C-R48』の詳細を見る
ゲーミングPCはBTOパソコンショップで買うのがおすすめ
ゲーミングPCを購入するなら「BTOパソコンショップ」がおすすめです。
BTOパソコンショップならパソコンを注文する際にパーツを変更して自分好みにカスタマイズができ、真に自分が欲しいスペックを持ったゲーミングPCが手に入ります。
「ゲーミングPCなら自作が安い」という情報から自作も視野に入れている方もいると思われますが、以下に当てはまる方のみしかおすすめしません。
自作PCが向いているのはこんな人!
- 安いパーツを選定でき、相場変動について詳しい
- パーツ同士の相性について知っている
- トラブル時のサポートが不要
なぜならBTOパソコンショップは大量にパーツを仕入れているのに対し、自作では小売分の料金が上乗せされているためです。
サポートについても多くのショップが力を入れており、メール・電話・チャットでの連絡に対応しているのでパソコン初心者にはうってつけです。
ゲーム用に家電量販店のパソコンを買うのは厳禁
- 割高かつ最新のゲーミングPCはまず売っていない
- サポートは手厚いものの、その分割高
- 有料セキュリティソフトや光回線など、セット売りを勧めてくる
家電量販店でゲーミングPCの購入は絶対におすすめできません。
なぜなら多くの家電量販店ではゲーミングPC自体を取り扱っておらず、取り扱っていても最新のグラボを積んだモデルはほぼありません。
あくまでもパソコン自体に疎い方へ向けた商売ですので、当サイトのようなメディアサイトをあらかじめリサーチできる方にとってはデメリットだらけです。
BTOパソコンショップで買うならセールが狙い目
BTOパソコンショップはセールが開催されるタイミングがあり、人気のモデルの割引・PCゲームの付属・ポイントでのキャッシュバックなどが実施されます。
値引き率の高いセールを探しているなら、『マウスコンピューター』「FRONTIER(フロンティア)」のセールがおすすめです!
- マウスコンピューターは隔週更新のセールが常時開催
- フロンティアは毎週更新・毎月更新のセールが常時開催
『マウスコンピューター』はゲーミングPC・クリエイター向けPC・ゲーミングノートPCなど割引対象のモデルが豊富なセールを開催しています。
「FRONTIER(フロンティア)」はゲーミングPCをとにかく安く手に入れられるセールを開催しており、最新パーツ搭載モデルもセールで購入できます。
以下の記事でBTOパソコンショップの最新セール情報を紹介しているので、安いゲーミングPCを探している方は参考にしてください。
BTOパソコンショップごとの特徴・ラインナップ
ショップ名 | 値段 | 出荷速度 | サイトの利便性 | サポート | セール内容 |
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
FRONTIER | |||||
パソコン工房 |
当サイトでは上記4サイトをおすすめしていますが、中でも「ドスパラ」と「マウスコンピューター」がゲーミングPCの購入におすすめです。
ドスパラは業界で最速の出荷速度があるので、「一刻もはやくゲーミングPCが欲しい!」という方におすすめのBTOショップです。
マウスコンピューターはサポートの手厚さとセールでの値引き率の高さから、ゲーミングPC初心者にうれしい特典が揃っています。
- パソコン初心者でも使いやすいサイトであること
- お得に購入できる方法がある、もしくは基礎価格が安いこと
- 決済方法が豊富、クレジットカード以外にも支払い方法があること
今回ラインナップしているおすすめBTOパソコンショップの基準は上記の通りです。
パソコン初心者でも分かりやすくモデルを掲載しているサイトに限定し、カスタム注文ができるサイトのみを紹介しています。
特に分かりやすさを重視するなら「ドスパラ」と「マウスコンピューター」の2社がおすすめです。
『Portal with RTX』の推奨スペック・おすすめゲーミングPCのまとめ
『Portal with RTX』はNVIDIAの新技術を楽しむためのタイトルなので、一般的なPCゲームとは毛色が違います。
RTX40シリーズ搭載PCを持っていれば最高の環境でポータルのリメイクを楽しめるため、最新の技術を体験したい方はぜひともプレイしてみましょう。
以下が記事の要点です。気になる項目はおさらいしておきましょう。
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