『モンスターハンター:ワールド』は2018年1月26日にPS4で発売されたゲームですが、家庭版のロード時間の長さやフレームレートについて不満を持った方もいるでしょう。
一方でPC版のMHWはゲーミングPCのパワーでロード時間を大幅に短縮できるため、MHWを快適に遊べます。
この記事ではモンスターハンターワールドのPS4版とPC版の違いを解説し、快適に遊べるスペックを持ったゲーミングPCを紹介していきます。
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCを見たい方は以下のリンクからジャンプできます。
- 推奨スペック以上で快適に遊ぶなら「おすすめ低価格モデル」
- 最高画質&60fps固定で遊びたい方向け「おすすめ高コスパモデル」
- 4Kや高fpsでMHWを遊びたい方はこちら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンでMHWを遊びたい方へ「高コスパ&高性能モデル」
\用途・スペック別に解説/
PC版モンハンワールドの推奨スペック・動作環境
モンスターハンターワールドのPC版が発売されたのは2018年8月ですが、当時としては最重量級のゲームです。
当時のハイクラスグラボ「GTX1070」以上の性能がないと、最高品質のグラフィックではフルHD・60fpsを出せませんでした。
Steam版の大きな魅力である高画質、高フレームレートを両立できないくらい、高いスペックが要求されたのです。
現在ではグラボの性能も上がったのでミドルクラスでも60fpsが出るようにはなりましたが、重たいゲームに変わりはありません。
ゲーミングPCのスペック予備知識まとめ
fpsは「Frames Per Second」の略であり、1秒に何回のフレーム(画面)を出力できるか?という意味です。
ゲームにおけるフレームレートとは「画面の滑らかさ」を意味しているため、fpsが高ければ高いほどゲームが快適になります。
パラパラ漫画で例えると1秒間にめくる漫画の枚数が多い状態が「fpsが高い」状態であり、漫画の枚数が少ない状態が「fpsが低い」状態です。
上記の画像のとおり、壁から敵が出てくるようなシーンでは明らかに高fpsが有利ということがわかります。
最低スペック・最低動作環境
CPU | Intel corei5 4460 AMD FX 6300 |
メモリ | 8GB |
GPU | GeForce GTX760 Radeon R7 260x |
上記が最低限のスペックになりますが、公式の発表によるとグラフィックは低設定、フルHD・30fpsが基準になっています。
GTX760は2013年に発売された古いモデルなので、この条件ならばPS4版でプレイした方が快適です。
PCゲームにおいて最低スペックは、とりあえず起動する程度の動作環境なので参考にはなりません。
推奨スペック・推奨動作環境
CPU | Intel Core i7 3770 AMD Ryzen5 1500X |
メモリ | 8GB |
GPU | GeForce GTX1060 Radeon RX 570 |
推奨スペックの基準はグラフィックが高設定で、フルHD・30fpsになっています。
最低スペックより性能は上がっていますが、PS4proとあまり変わらない動作環境です。
ロード時間はともかく、Steam版の魅力である、高画質、高フレームレートを実現できる性能はありません。
ゲーマー向けスペック・おすすめ動作環境
CPU | Core i5 12500以上 |
メモリ | 16GB RAM以上 |
GPU | GeForce RTX3060以上 |
PCゲーマーが厳選したグラフィック最高設定、フルHD・60fpsが出せるスペックはこちらです。
モンスターハンターワールドはDLSSというfps値を向上させるNVIDIA製グラボの機能に対応しているため、Radeonシリーズは除外しました。
あまり高fps値の恩恵はないタイトルですが、グラフィックの品質を落とせば100fps以上のフレームレートも出せる性能です。
推奨スペックで選ぶなら、「RTX3060」を搭載したゲーミングPCがおすすめです。
ドスパラの「GALLERIA XA7C-R36」が同等以上のスペックを持っているので、気になる方はチェックしてみましょう。
- MHW用のゲーミングPCはRadeonじゃダメなの?
-
積極的に選ぶ理由はありません。
性能はRadeonも十分良いのですが、GeFoceにはフレームレートを向上させるDLSSがあるからです。
- MHW用のゲーミングPCは中古のゲーミングPCで大丈夫?
-
おすすめはしません。
中古でもスペックさえ満たしていれば遊べますが、パーツは確実に消耗しています。
サポートがないので、不具合が発生した時は自分で対処しなければいけません。
- MHW用にゲーミングモニターは必要?
-
100以上の高フレームレートで遊ぶなら必須です。
モンハンワールドはグラボに大きな負荷がかかるゲームですので、
100以上のフレームレートを狙うならば解像度や画質と引き換えになります。
安いゲーミングPCでも60fpsの快適プレイは可能?
本記事で紹介している最安値モデルRTX4060搭載モデルなら、WQHD・60fpsでプレイできます。
PS4版ではPS4proを使っても60fpsで安定しませんので、画質よりもフレームレートを優先しましょう。
ただGTXシリーズではDLSSも使えないので、Steam版の魅力を最大限に活かすならRTXシリーズから選ぶべきです。
なるべく安くモンハンワールドを遊べるゲーミングPCも紹介していますので、こちらも参考にしてください。
ノートパソコンでもモンハンワールドを快適に遊べる?
デスクトップパソコンと比較するとノートパソコンは熱の処理が難しいため、重量級のゲームを遊ぶのにはあまり向いていません。
とくにモンスターハンターワールドは動作が重たいタイトルであり、要求スペックは高めです。
メーカー製のノートパソコンで遊ぶのは不可能ですが、RTXシリーズを搭載したゲーミングノートPCならば60fpsを維持できます。
当サイトではモンハンワールドを高画質で遊べるゲーミングノートPCを紹介していますので、ノートパソコンで遊びたい方は参考にしてください。
\用途・スペック別に解説/
拡張DLC『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の推奨スペック
- 上位以上のクエスト「マスターランク」が追加
- 新モンスター「イヴェルカーナ」「バフブロ」「ブラントドス」が登場
- 「ティガレックス」「ナルガクルガ」などの過去シリーズのモンスターが復活
モンスターハンターワールドの拡張のデータ『モンスターハンターワールド:アイスボーン』はSteam版でも2020年1月10日から配信されています。
過去のモンハンシリーズでいうG級に相当するマスターランクが開放され、全武器に新アクション、新マップなどが追加されました。
PCゲームの大型アップデートは、動作環境が変わることもあるのでアイスボーンの推奨スペックを見ていきましょう。
モンハンワールド:アイスボーンの推奨スペック
CPU | Intel Core i7 3770 AMD Ryzen5 3400G |
メモリ | 8GB RAM |
GPU | GeForce GTX1060 or GTX1650 Radeon RX480 or RX 570 |
CPUとGPUが2種ずつ追加されていますが、大きな性能差はありません。
基準は画質設定「高」、フルHD・30fpsのままですので、アイスボーンを快適にプレイするならRTX3060以上を搭載したゲーミングPCが必要になってきます。
\用途・スペック別に解説/
PC版モンハンワールド・アイスボーンのおすすめゲーミングPC
歴代モンスターハンターシリーズのプレイヤーが厳選したゲーミングPCをBTOパソコンショップから紹介していきます。
RTX4060以上であれば推奨スペックを超える性能を持っているので、パソコン初心者でも自分の用途に合わせれば目当てのゲーミングPCを購入できます。
ゲーミングPCの選び方について解説した記事も用意しているため、そちらも参考にしてみてください。
なるべく安いゲーミングPCでモンハンワールドを遊びたい方向け
NEXTGEAR JG-A5G60
「RTX4060」を搭載したモデルなら、WQHD・60fpsで安定して遊べます。
現行で最安値クラスのゲーミングPCなので、なるべく安くMHWを遊びたい方におすすめです。
なるべく安く、かつ快適にモンスターハンターワールドを遊びたい方にはぜひおすすめのモデルです。
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A5G60』の詳細を見る
高画質60fps固定やWQHDで遊びたい方向け
NEXTGEAR JG-A5G6T
現在のミドルハイクラス「RTX4060Ti」を搭載したモデルです。
このスペックなら、ゲームのフレームレートを高める機能「DLSS」も使えるので、4Kかつ60fpsも狙えます。
配信をしても快適なスペックなので、実況配信などを検討している方にもおすすめです。
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A5G60』の詳細を見る
4K高画質や144fpsのような高級な遊び方を目指す人向け
NEXTGEAR JG-A7G70
「RTX4070」搭載のゲーミングPCなら、モンスターハンターワールドを最大限に楽しめます。
DLSSを使用して4K・60fpsでモンスターの迫力、映像美を味わうのもよし、解像度やグラフィック品質を下げて120fps以上の高フレームレートで快適に遊ぶのもいいでしょう。
新作の『モンスターハンターライズ』はもちろん、重量級のゲームを問題なくプレイできる高性能なモデルなので、長く使えるゲーミングPCが欲しい人におすすめです。
もちろん4Kで遊ぶなら別途4Kのゲーミングモニターが必要になるので、そちらも用意しておきましょう。
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A7G7S 』の詳細を見る
ノートパソコンでモンハンワールドを遊びたいなら
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
ノートパソコンでモンスターハンターワールドを遊ぶのなら、ミドルスペック以上のグラボが搭載されたゲーミングノートPCを選びましょう。
重量級のゲームなので排熱に不安は残りますが、最新のRTXシリーズグラボを搭載したモデルなので、フルHD・60fpsであれば十分に遊べます。
144hzのディスプレイを採用しているので、グラフィック品質を落とせば高フレームレートを狙えるのもいいところです。
>>公式サイトで『NEXTGEAR J6-A7G60GN-A』の詳細を見る
モンスターハンター:ワールドをPCで遊ぶメリットとPS4版との違い
- 高画質化のテクスチャパックが無料でダウンロードできる
- PS4版よりもロード時間が爆速
- DLSS対応により、高解像度と高フレームレートが両立できる
- 非公式だがMODを使える
- キーボード&マウスの操作にも対応
Steam版モンスターハンターワールドが、PS4版より優位な点は解像度とフレームレート、ロード時間の短縮です。
またPS4版はオンラインマルチプレイにPS Plusへの加入が必要でしたのが、PC版では無料でマルチプレイが遊べるのも強みですね。
デメリットがあるとすれば、クロスプレイには対応していないのでPS4版のプレイヤーと一緒に遊べないところです。
総合的に考えるとPS4版の純粋なアップグレード版と考えていいでしょう。
高画質化のテクスチャパックが配信されている
Steam版では、より高画質化するためのDLC「High Resolution Texture Pack」が無料で配信されています。
ただグラフィックボードに8GB以上のメモリが必要になり、要求スペックは更に上がるのが難点です。
推奨スペック
CPU | ・Intel Core i7 3770 ・Intel Core i3 8350 ・AMD Ryzen5 1500X |
メモリ | 8GB RAM |
GPU | ・GeForce GTX1080Ti ・AMD Radeon Ⅶ |
ミドルクラスのグラボでは厳しいですが、「RTX4070」であればをGTX1080Tiを上回る性能があるので適用できます。
フレームレートよりも、高画質化して迫力を楽しみたいプレイヤーにおすすめなDLCですね。
ロード時間がPS4版よりも格段に早い
モンスターハンターワールドはシームレスに対応したためか、PS4版ではロード時間が非常に長い作品でした。
PS4proにSSDを換装すればだいぶ早くはなりましたが、HDDではクエストに出発してからマップ到着まで1分はかかっていました。
しかしSteam版ではゲーム自体が最適化され、ロードそのものが高速になっています。
加えてゲーミングPCはSSDを標準搭載していますので、無駄な待ち時間が大幅に減りました。
DLSSに対応しているので4k・60fpsも可能
モンスターハンターワールドにはRadeonをおすすめしていません。
何故なら、GeForce RTXシリーズには「DLSS」というフレームレートを向上させる機能があるからです。
要するに、WQHDや4Kで60fpsを出しやすくなると思ってください。
全てのゲームで使えるわけではありませんが、モンスターハンターワールドはDLSSに対応しているため、Radeonを選ぶ理由が薄いのです。
RTX4060Ti以上のグラボを搭載しているゲーミングPCでDLSSを使用すれば、4K・60fpsで遊べます。
ただHigh Resolution Texture Packと併用すると、グラフィックメモリが足りなくなる可能性があるので注意してください。
MODを使って遊べる
非公式ですが、有志が作った「MOD」という追加データがあります。
導入に少し手間はかかりますが、グラフィックの変更、敵の姿を変えてしまうなどPS4版ではありえない遊びが可能です。
ただやりすぎると雰囲気が壊れてしまったり、ゲームがおかしくなるので利用はほどほどにしましょう。
MOD=チートと同じなので、MODの使用はシングルプレイ時のみにしましょう。
\用途・スペック別に解説/
ゲーミングPCはBTOパソコンショップで買うのがおすすめ
ゲーミングPCを購入するなら「BTOパソコンショップ」がおすすめです。
BTOパソコンショップならパソコンを注文する際にパーツを変更して自分好みにカスタマイズができ、真に自分が欲しいスペックを持ったゲーミングPCが手に入ります。
「ゲーミングPCなら自作が安い」という情報から自作も視野に入れている方もいると思われますが、以下に当てはまる方のみしかおすすめしません。
自作PCが向いているのはこんな人!
- 安いパーツを選定でき、相場変動について詳しい
- パーツ同士の相性について知っている
- トラブル時のサポートが不要
なぜならBTOパソコンショップは大量にパーツを仕入れているのに対し、自作では小売分の料金が上乗せされているためです。
サポートについても多くのショップが力を入れており、メール・電話・チャットでの連絡に対応しているのでパソコン初心者にはうってつけです。
ゲーム用に家電量販店のパソコンを買うのは厳禁
- 割高かつ最新のゲーミングPCはまず売っていない
- サポートは手厚いものの、その分割高
- 有料セキュリティソフトや光回線など、セット売りを勧めてくる
家電量販店でゲーミングPCの購入は絶対におすすめできません。
なぜなら多くの家電量販店ではゲーミングPC自体を取り扱っておらず、取り扱っていても最新のグラボを積んだモデルはほぼありません。
あくまでもパソコン自体に疎い方へ向けた商売ですので、当サイトのようなメディアサイトをあらかじめリサーチできる方にとってはデメリットだらけです。
BTOパソコンショップで買うならセールが狙い目
BTOパソコンショップはセールが開催されるタイミングがあり、人気のモデルの割引・PCゲームの付属・ポイントでのキャッシュバックなどが実施されます。
値引き率の高いセールを探しているなら、『マウスコンピューター』「FRONTIER(フロンティア)」のセールがおすすめです!
- マウスコンピューターは隔週更新のセールが常時開催
- フロンティアは毎週更新・毎月更新のセールが常時開催
『マウスコンピューター』はゲーミングPC・クリエイター向けPC・ゲーミングノートPCなど割引対象のモデルが豊富なセールを開催しています。
「FRONTIER(フロンティア)」はゲーミングPCをとにかく安く手に入れられるセールを開催しており、最新パーツ搭載モデルもセールで購入できます。
以下の記事でBTOパソコンショップの最新セール情報を紹介しているので、安いゲーミングPCを探している方は参考にしてください。
BTOパソコンショップごとの特徴・ラインナップ
ショップ名 | 値段 | 出荷速度 | サイトの利便性 | サポート | セール内容 |
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
FRONTIER | |||||
パソコン工房 |
当サイトでは上記4サイトをおすすめしていますが、中でも「ドスパラ」と「マウスコンピューター」がゲーミングPCの購入におすすめです。
ドスパラは業界で最速の出荷速度があるので、「一刻もはやくゲーミングPCが欲しい!」という方におすすめのBTOショップです。
マウスコンピューターはサポートの手厚さとセールでの値引き率の高さから、ゲーミングPC初心者にうれしい特典が揃っています。
- パソコン初心者でも使いやすいサイトであること
- お得に購入できる方法がある、もしくは基礎価格が安いこと
- 決済方法が豊富、クレジットカード以外にも支払い方法があること
今回ラインナップしているおすすめBTOパソコンショップの基準は上記の通りです。
パソコン初心者でも分かりやすくモデルを掲載しているサイトに限定し、カスタム注文ができるサイトのみを紹介しています。
特に分かりやすさを重視するなら「ドスパラ」と「マウスコンピューター」の2社がおすすめです。
モンスターハンターワールドの推奨スペック・おすすめゲーミングPCのまとめ
『モンスターハンター:ワールド』は2018年に発売されたゲームにもかかわらず、必要スペックは最新作の『モンスターハンター:ライズ』とほぼ同じです。
今でも重いゲームですが、ミドルスペック以上のグラフィックボードを搭載したゲーミングPCならばPS4版より快適に遊べます。
Nintendo Switchで発売された『モンスターハンター:RISE』もSteam版がリリースされているので、Switchを持っていなかったという方はそちらもおすすめです。
以下が記事の要点と、今回紹介したゲーミングPCのおすすめモデルです。気になる項目はおさらいしておきましょう。
モデル名 | 画像 | 価格帯 | スペック&パーツ構成 |
---|---|---|---|
NEXTGEAR JG-A5G60 | 約13万円 | CPU:Ryzen 5 4500 GPU:RTX 4060 メモリ:16GB | |
NEXTGEAR JG-A5G6T | 約14万円 | CPU:Ryzen 5 4500 GPU:RTX 4060Ti メモリ:16GB | |
FZ-A7G7T | 約29万円 | CPU:Core i7-13700F GPU:RTX 4070Ti メモリ:32GB | |
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A | 約18万円 | CPU:Ryzen 7 7840HS GPU: RTX 4060 メモリ:16GB |
- 推奨スペック以上で快適に遊ぶなら「おすすめ低価格モデル」
- 最高画質&60fps固定で遊びたい方向け「おすすめ高コスパモデル」
- 4Kや高fpsでMHWを遊びたい方はこちら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンでMHWを遊びたい方へ「高コスパ&高性能モデル」
\用途・スペック別に解説/
爆速です!