『Apex Legends」はエイム以外にも精確なキャラコンが求められるゲームなので、ゲーミングキーボード選びが重要になります。
様々なタイプの中から自分好みのゲーミングキーボードを見つけて、プロ達のような異次元のキャラコンを手に入れましょう。
以下の内容を紹介しているので、自分にあったゲーミングキーボードとその選び方について知ることができます。
今回紹介しているモデルは以下の通りなので、手っ取り早くおすすめモデルが知りたい方はジャンプできます。
- プロ使用率1位「ロジクール G PRO X」
- プロ使用率2位「HyperX Alloy FPS」
- プロ使用率3位「Ducky One TKL White」
- 渋谷ハル使用「Razer BlackWidow Lite」
- Zeder使用「logicool G913」
Apex Legendsの推奨スペック・最適な環境を知りたい方へ向けた記事も用意しているので、そちらも合わせてチェックしてみましょう。
Apex Legends向けゲーミングキーボードの選び方・チェックすべきポイント
- キーの軸はどんな打鍵感・打鍵音なのか?
- テンキーは必要なのか、不要なのか
- 無線モデルでも遅延はまず感じられない
ゲーミングキーボードを選ぶ際のチェックポイントで一番重要なのは『キーの軸の種類、打鍵感(だけんかん)』です。
軸の種類によって、打鍵感(キーを押し込んだ際の感覚)や音、物によっては実際にキー操作を感知する深さまで変わる場合があります。
適当に選ぶと、『自分の好みより打鍵感が重い、軽すぎる、音がカチカチ煩い、またはもっと打ってる感のある音が欲しいなどの状態』になる場合があります。
選ぶ際のアドバイスとしては、Apex Legends向けなら、打鍵感が軽めのモデルを選べば力むことなく、スムーズな操作がしやすくなります。
- テンキーレスモデルで困ることはありますか?
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自宅で仕事をしたり、頻繁にデータ入力をする方にはテンキーレスモデルは不向きです。
ただし仕事用・ゲーム用でキーボードを分けていれば問題ありません。 - 無線モデルは何が優れていますか?
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ゲーミングマウスと違い、特定の場所から動かさないので無線によるメリットはそこまでありません。
配線をすっきりさせたい方や、別用途でPCデスクを使うので収納したい方向けです。
FPS向けゲーミングキーボードはメカニカル式が基本
メカニカル式のキーには、それぞれ異なった性質の機械軸が埋め込まれています。
厳密には100種類を越えるそうですが、代表的な軸は赤軸、青軸、茶軸の3種類です。
- 赤軸
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キータッチが軽いため長時間使用しても疲れにくいです。
静音性にも優れているので、Discordなどを用いて音声チャットをする時に、タイプ音を拾われづらいでしょう。
- 青軸
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赤軸とは逆に打鍵感が強く、音も大きいですが、キーがしっかりしているので爽快感があります。
キーを押した時に音がしないとキーボードを使った気がしない方におすすめです。
- 茶軸
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青軸と赤軸の中間的な軸です。悪く言えば中途半端、良く言えばバランス型になります。
スタンダードな軸なので初心者に向いており、まず茶軸を手に入れて、次から静音性の赤軸、打鍵感の青軸を選ぶか決めるのもいいでしょう。
他にも「滑らかさが特徴な銀軸」や「静音性が高いピンク軸」などがあります。ぞれぞれ特徴があるので自分が重視したい性能の軸を選びましょう。
【プロ愛用】『Apex Legends』向けゲーミングキーボードのランキング
調査対象 | 69人のプロゲーマー・配信者 |
情報元 | https://prosettings.net/ |
この項目ではプロや配信者が使用しているゲーミングキーボードの中から、とくにおすすめできるゲーミングキーボードを紹介していきます。
調査の結果、圧倒的に『Logicool』製品の人気が高く、次点では『Hyper X』が人気だと分かりました。
「プロシーンで利用されている」「国内でも買える」「信頼性が高いメーカー」の3点からピックアップしているので、プロゲーマー向けのモデルのみに絞り込みました。
- プロ使用率1位「ロジクール G PRO X」
- プロ使用率2位「HyperX Alloy FPS」
- プロ使用率3位「Ducky One TKL White」
- 渋谷ハル使用「Razer BlackWidow Lite」
- Zeder使用「logicool G913」
【1位】Apexプロシーン使用率No1「ロジクール G PRO X」
- 独自のGXメカニカルキースイッチ採用で軸を変更できる
- Logicoolの製品である高い信頼性
- ライティングパターンを変更出来る(色、光り方など)
重量 | 980グラム |
方式・キーボード軸 | GXメカニカルキースイッチ(青赤茶軸) |
テンキーの有無 | 無し |
サイズ(縦横) | 15.3×36.1cm |
他のゲーミングキーボードはほぼチェリーMX製メカニカルキースイッチを採用しているのに対して、Logicool独自のGXメカニカルキースイッチを搭載している点が特徴です。
キースイッチを『クリッキー、リニア、タクタイル(青、赤、茶軸)』にいつでも切り替えできるという機能があります。
製品に付いている専用のツールを使って、誰でも簡単にメカニカルキースイッチを取り外し、取り付けする事ができます。
スイッチが1種類だけのモデルは10,000円近く安く購入できるため、お気に入りのスイッチがある方はそちらもおすすめです。
専用のユーティリティソフトGhubを使えば、ライティングの色を好きに変更、光り方のパターンまで細かく設定できます。
性能、信頼性、見た目すべてにこだわりたいゲーマーは要チェックです。
青、赤、茶軸共にキータッチが軽めのメカニカルキースイッチなので、Apex Legendsに不向きな軸はありません。
【2位】Apexプロシーン使用率No2「HyperX Alloy FPS」
- チェリーMXメカニカルキー赤軸/青軸/銀軸/茶軸をラインナップ
- テンキーレス仕様で、マウスを動かす範囲が広く取れる
- 美しい赤色のライティングで、薄暗い環境でも見やすくカッコイイ
重量 | 約816グラム |
方式・キーボード軸 | チェリーMXメカニカルスイッチ赤軸/青軸/銀軸/茶軸 |
テンキーの有無 | 無し |
サイズ(縦横) | 12.95×35.81cm |
『Apex Legends』を筆頭に、様々なタイトルのプロが愛用する定番ゲーミングキーボードです。
チェリーMXメカニカルキースイッチ赤軸/青軸/銀軸/茶軸をラインナップしており、好みに合わせて選べます。
マウス操作を邪魔しないコンパクト設計なので、画面の動きが激しく、マウスを動かす範囲が多く必要になるApex Legendsに最適です。
HyperXはゲーミングキーボード以外のデバイスでもプロが愛用する製品があり、ユーザーを裏切らない固い信頼性があり安心です。
【3位】プロゲーマー・Selly使用「Ducky One TKL White」
- 最も高速に入力できる銀軸を採用で素早い操作
- ストロークが浅くて深く押し込む必要がない
- 全体的にホワイトの魅力的なデザイン
重量 | 960グラム |
方式・キーボード軸 | 銀軸 |
テンキーの有無 | 無し |
サイズ(縦横) | 16.2×33.6cm |
CrazyRacoon所属のSelly愛用のゲーミングキーボードは、Ducky One 2 Mini Pure White RGBです。
世界で見てもDucky Channelのゲーミングキーボードを愛用するプロが多く、日本ではあまり聞かないメーカーですが海外のプロシーンでは定番の1つです。
白にカラフルなライティングが印象的ですが、中身も他のゲーミングキーボードとは一風変わっています。
基本的にゲーミングキーボードは青・赤・茶などの軸がメインですが、このモデルは銀軸を搭載しています。
銀軸の特徴は『最も応答性が高く、ストロークが浅い』ですが、Sellyの瞬時に反応して弾を避けるようなキャラコンにも納得できます。
Apex Legendsはいきなり横から撃たれるような場面が多くなりがちですが、最も応答性の高い銀軸を採用したDucky One 2 Mini Pure White RGBを使用すれば、最大の反応速度で回避する事ができます。
繊細で応答性の高い操作性、そして高い静穏性をかね備えたゲーミングキーボードを探している方にはうってつけです。
【4位】人気VTuber 渋谷ハルの使用ゲーミングキーボードはこちら
- Razerメカニカルスイッチ搭載で、爽快な打鍵感×高い静穏性
- コンパクトデザインでマウスを動かす範囲を広く取れる
- オプションのOリング装着で、更に高い静穏性を実現
重量 | 1003グラム |
方式・キーボード軸 | Razer™オレンジメカニカルスイッチ |
テンキーの有無 | 無し |
サイズ(縦横) | 13.1×36.1cm |
特徴的なのは「Razer™メカニカルキースイッチ(オレンジ)」搭載で、静かで爽快感のある打鍵感であることです。
すでに静穏性が高いのですが、オプションのOリングを装着する事でさらに高い静穏性を実現しています。
配信者である渋谷ハルにとって、マイクに打鍵音が入り辛いのは大きなメリットです。
静穏性が非常に高い利点は、Apex Legendsにも良い影響を与えます。
あまりにもキー操作音がうるさいとマイクが拾ってしまうので、無駄な騒音がボイスチャットに入って、敵の足音が聴こえ辛くなる可能性があります。
Razer Blackwidow Liteを使用すれば、騒音で味方のプレイを阻害せず思い切りキー操作ができます。
もちろん家族と暮らしている方や、壁の薄いマンションで打鍵音が気になる方にもおすすめです。
【5位】プロゲーマー・Zeder使用「logicool G913」
- 薄型のコンパクトメカニカル『GLスイッチ』搭載で浅いストローク
- 超低遅延ワイヤレスで、コードが必要ない
- テンキーが付いているので、仕事で数字を打つ時に便利
重量 | 810グラム |
方式・キーボード軸 | Logicool GLコンパクトメカニカルキースイッチ |
テンキーの有無 | 有り |
サイズ(縦横) | 15×36.8cm |
CrazyRacoonに新たに加入し、RasやSellyと活動している期待のニューフェイス、『Zeder』の使用デバイスです。
他のゲーミングキーボードとは大きく違い、『テンキー有り、薄型のコンパクト設計』なので普段遣いにも最適なモデルです。
Logicool独自のコンパクトメカニカルキースイッチ『GL クリッキー、リニア、タクタイル(薄型青、赤、茶軸)』を搭載していて、従来のGXメカニカルキースイッチに比べて半分の高さしかありません。
テンキー搭載にしては横幅がGproX(横幅36.1cm)とほぼ変わらない36.8cmなので、特にマウスを動かす範囲を邪魔する事もなく使用できるサイズです。
薄型という事もあって、例えばノートパソコンのキーボードが好みで使いやすい方には馴染みやすいモデルです。
指を押し込む深さが従来の半分で済むので、Apex Legendsでの激しいキー操作を、指の動きをより少なく行う事が出来ます。
Apex Legends用ゲーミングキーボードのおすすめキー設定・キー配置は?
『Apex Legends』では、基本キー設定のままでも問題ありません!
Apex Legendsの操作はそこまで複雑ではありませんが、キャラの動きが激しいので高速な入力を要求されます。
キーボードのキー設定を変えるというより、マウスのボタンにジャンプやアビリティを設定する事が多いようです。
中にはマウスホイールにジャンプを入れるプレイヤーもおり、人によって操作の好みは変わります。
以下の記事ではApexプロ・配信者のキー設定を紹介しているので、そちらも参考にしてください!
Apex Legendsに最適なゲーミングキーボードのおすすめモデルまとめ
Apex Legends向けゲーミングキーボードを選ぶ際のチェックポイントで一番重要なのは『軸の種類』です。
ゲーミングマウスと比べてキーボードはあまり見た目が変わらないのですが、軸の種類~キーの深さや横幅、見た目なども考えると意外にも複雑です。
繊細なキャラコンが要求されるApex Legendsでは、『キー操作の応答性の高さ、速くかつ繊細なキー操作を可能にする打鍵感』がないと非常にプレイし辛いです。
「タイピング音がうるさくてボイスチャットに音が入ってしまう」「家族に迷惑がかかる」というような可能性もあるので、静音性にも注意して選びましょう。
- プロ使用率1位「ロジクール G PRO X」
- プロ使用率2位「HyperX Alloy FPS」
- プロ使用率3位「Ducky One TKL White」
- 渋谷ハル使用「Razer BlackWidow Lite」
- Zeder使用「logicool G913」
Apex Legendsにおすすめなゲーミングマウスについて紹介した記事も用意しているので、合わせてチェックしてみましょう。
モデルを紹介!