2022年にプロゲーマーの梅原大吾さんがhitBOXとパートナーシップを結ぶなど、レバーレスコントローラーは格ゲー界隈で1つの選択肢として定着しました。
知名度が高いモデルとしてhitBOXがありますが、現時点ではかなり高価で手を出しにくい方もいるかと思われます。
この記事では実際に格闘ゲームのストリートファイター6でレバーレスを使用している筆者が具体的におすすめモデルを紹介していきます!
現在在庫があるモデルはこちら!
- 高性能かつPS5/PCで使用可能「RAZER KITSUNE」
今回紹介するおすすめTOP3はこちら!
- 高性能のレバーレスが欲しいなら「RAZER KITSUNE」
- 王道のレバーレスコントローラーなら 「hitBOX」
- 低価格モデルから選びたいなら「Haute42」
以下の記事でアケコンのおすすめモデルを紹介しているので、レバーレスコントローラーと悩んでいる方は合わせてチェックしてください。
ヒットボックス レバーレスコントローラーのおすすめモデル
おすすめ1位 | おすすめ2位 | おすすめ3位 |
---|---|---|
RAZER KITSUNE | hitBOX | Haute42 |
特徴 | ||
高性能なレバーレスが欲しい方におすすめ RGB搭載 | 本家モデルの安定感 プロゲーマーも愛用 軽くてコンパクト | 非常に安価 多ボタンで利便性が高い レバーレス入門に |
販売価格 | 販売価格 | 販売価格 |
48,880円 | 45,300円 | 10,999円 |
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レバーレスコントローラーは1万円を超えるのが当たり前であり、hitBOXは3万円を超えるなど、決して安い買い物ではありません。
今回はレバーレスコントローラーを検討している方向けに価格や性能などの面からおすすめできるモデルを抜粋しました。
紹介されているモデルは口コミや評判が登録されており、いずれも信頼できるものです。
レバーレスコントローラーによる左右・上下の同時入力はニュートラルに上書きされる仕様となっています。
例としてガイルのサマーソルト(↓タメ↑+K)から立ちモーションを出さずに発生させていましたが、アケコン同様の入力が必要になります。
おすすめモデルの選定基準は?
- 使用者が多く、レビューで製品についての補足が述べられている
- Amazonですぐに購入が可能
- レビューの内容や評価から、価格と性能のバランスが良いと判断できたモデル
当サイトでは、実際に使用者が多いと判断できたコントローラーを紹介しています。
全てAmazonから購入できるため、気になったモデルがあった場合はすぐに試してみる事が可能です。
安価ではあるもののレビューがあまりにも少ないといったモデルは避け、信頼性が高くサクラレビューが無いモデルから選定しています。
【1位】RAZERの高性能レバーレス「RAZER KITSUNE」
- ゲーミングブランド最大手のRAZER製
- 薄型でコンパクトなので持ち運びしやすい
- RGB搭載で見た目が綺麗
- ボタン、パーツ交換ができない
対応機器 | PS4,PS5,PC |
サイズ | 29.6 × 21 × 1.9 |
重さ | 815g |
高級で高性能なレバーレスを使いたい!という方はRAZERから発売している「RAZER KITSUNE」がおすすめです。
アケコンやレバーレスは本体に少し厚みがあって重たいのがネックですが、RAZER KITSUNEは厚さ1.9cmの超薄型モデルとなっています。
スイッチはRAZERならではの薄型オプティカルスイッチが採用されており、高精度かつ即反応してくれるのが特徴です。
性能だけでなく見た目にもこだわりたい方におすすめのレバーレスモデルです。
【2位】レバーレスコントローラー初心者にもおすすめな本家モデル「hitBOX」
- 元祖レバーレスコントローラーの信頼感
- アーケードゲーム機にも使用されている三和ボタンを採用
- 多くのプロ格闘ゲーマーが利用しているモデル
- 初期設定ではR3やL3が無い
対応機器 | PC・PS4・Switch |
サイズ | 45.9 x 22.7 x 8.5 cm |
重さ | 2.07 kg |
「レバーレスコントローラー」という概念の生みの親であり、このジャンルの中で最も人気なモデルがhitBoxです。
基本的にはレバーを用いてコントロールする格闘ゲームですが、方向入力もレバーではなくボタンで行う事でレバー入力による操作ミスを可能な限り減らせます。
最も人気なモデルである為使用者も多く、操作のコツから改造や修理まで、様々な情報を調べやすい点も大きなメリットです。
「レバー操作が上手くいかない自分たちでもうまく扱えるコントローラーを」というコンセプトで作られたHitBOXは、格ゲーをやりこみたいけどレバー入力が苦手という方にうってつけのモデルです。
【3位】レバーレスタイプのエントリーモデル「Haute42」
- 非常に安価なエントリーモデル
- 16ボタンあるので様々なボタンの割り振りができる
- コストパフォーマンスは最強クラス
- コンバーターがあればPS4やPS5でも使用可能
- 押し方によってはボタンキャップが外れやすい
対応機器 | PC / Switch / PS4 / PS5 |
サイズ | 35 x 20 x 4.5cm |
重さ | 1.5 kg |
「レバーレスコントローラーに興味はあるけど、いきなり大きなお金を出すのはちょっと…」という方におすすめのエントリーモデルがこちらです。
特にエントリーモデル系レバーレスの中でももっとも知名度高くユーザー人気が高いのはこの「Haute」シリーズです。
押し方によってはボタンキャップが外れる可能性がありますが、互換性があるため別のボタンキャップにつけかえることで改善ができます。
レバーレスタイプは自分に合っているかどうかのチェック用として購入し、合っているならグレードアップする、どうしても合わないと判断したら比較的気軽に手放せるという点が良い部分です。
【4位】超薄型・超小型モデル「TruBoost B1-PS」
- 非常に薄型コンパクトなモデル
- 分解やパーツ交換が簡単
- 改造のためのベースとして優秀
- 素の状態で使うにはやや物足りない面も
対応機器 | PC |
サイズ | 30 x 18.8 x 1.9cm |
重さ | 1.2 kg |
スケルトンボディが目を惹くこちらのモデルは、hitBOXと比較して二回りは小さく、また半分以下の厚みというコンパクトさが際立つモデルです。
またスイッチの根元の部分にはキーボードの軸を採用しており、自分好みの仕様に改造することも比較的簡単です。
コンパクトなボディと相まって、「とりあえず安価に入手して自分の好きな様に弄り回したい」という方にはおすすめと言えるでしょう。
ただし、買ったままの状態ではボタンや滑り止めの部分など、値段相応とは言いにくい部分もあるとの口コミがあることに注意です。
【5位】格ゲー特化のメーカーモデル「Victrix Pro FS-12」
- PS5に対応しているのでPS5で遊びたい方におすすめ
- メンテナンス性が高いので長期で使う方におすすめ
- 価格は全レバーレスコントローラーの中でも高価
- 在庫が安定しない
対応機器 | PS4・PS5・PC |
サイズ | 14.7 x 48.3 x 33.8 cm |
重さ | 3.52 kg |
eスポーツブランド「Victrix」からリリースされており、PS5にも対応した高級モデルです。
デメリットとしては、「価格が高い」「在庫が安定しない」という部分があり、この部分が解消されていれば1位に入るレベルでクオリティは高いです。
背面パネルが簡単に開けられてメンテナンス性が高く、三和製のボタンを採用しているので信頼感の高いパーツ構成になっています。
値段こそは高くなってしまいますが、アーケードゲームに慣れ親しんでいてアケコンのメンテナンスが好きな方や、PS5で遊びたい方におすすめのモデルです。
【6位】変わり種な左手ボタン「F6-PC」
- 左手のボタンがhitBoxの配置ではなくキーボード仕様
- PCゲーでWASDでの操作に慣れ親しんだ方におすすめ
- hitBoxに移行する場合、指の動かし方を引き継げない
対応機器 | PC |
サイズ | 35 x 20 x 4.5cm |
重さ | 1.5 kg |
以前からFPSなどのパソコンゲームに慣れ親しんでいた方で、格闘ゲームに触れてみたいとお考えの方におすすめのやや変わり種なモデルがこちらです。
こちらは上で紹介したモデルとは異なり、左手のボタンがWASDのように配置されています。
「FPSのキャラコンなら自信あるけど、今から新しい指さばきを覚えられる気がしない…」という方は、こちらのモデルでとりあえず始めてみるのも良いかもしれません。
ただし、純正のhitBOXとは良くも悪くも別物であるため、新しいコントローラーに乗り換える際は培ったキャラ操作の経験値がほとんど引き継げない事に注意しなければなりません。
レバーレスコントローラーの正しい選び方・注意点
- コントローラーが対応しているハードをチェック
- 打鍵音を確認、可能であれば店頭で実際に叩いてみる
- ちゃんと起きたいところに置けるかといった大きさや滑り止めも確認
- 基本的にはPS5での動作を保証していないことに注意
レバーレスコントローラー選びのポイントは、まず最初に「遊んでいるゲームハード・タイトルが対応しているか」です。
PCで格闘ゲームをプレイする方であれば基本的には問題ありませんが、PS4・5といった家庭用ゲーム機でプレイしている方はつないでも認識しない事が起こりうるため特に要注意です。
またゲーム中は思わず力が入り「パチッ」といった破裂するような打鍵音が良く出てしまう事が考えられますが、お住まいによってはその音が隣の部屋まで響いてしまう事が考えられます。
プレイする時は操作している手の上から毛布をかぶせる、静音ボタンに入れ替えてみるなど、音が不安な方は何かしらの対策を考えておきましょう。
プレイするゲームのハードに対応しているか要チェック
見た目や機能が似たようなモデルであっても、対応しているハードが異なるというのはよくあるケースです。
販売サイトや公式サイトなどで、自分がプレイしているハードに対応しているかをよく確認しておきましょう。
PCは対応OSも確認しよう
古いモデルのコントローラーの場合、現在の最新OSに対応しておらず入力が反応しないという事が稀に起こります。
PC用にコントローラーを検討している場合、対応しているOSもきちんとチェックしましょう。
今回紹介したモデルは、いずれも最新OSであるWindows11に対応しています。
サイズ・重さ・滑り止めなど使いやすさもチェック
膝の上に置いてプレイする場合や、机の上に置いてプレイする場合でおすすめの重さやサイズは変わってきます。
例えば机の上に置くのであれば多少重くても問題ありませんが、膝の上だと長時間のプレイではかなり疲れてしまいます。
重さやサイズなどにも目を通し、自分のプレイスタイルにあったサイズのコントローラーを購入しましょう。
レバーレスコントローラーはPS5で動作保証されていないモデルが多い
hitBOXは「PS4・PC・Switch」では動作保証がされていましたが、PS5では動作保証がされていません。
PS5でのみ販売されている対戦格闘ゲームは今のところ発売されていませんが、PS4からPS5へ買い替えた時に流用ができないモデルが多い点には注意です。
レバーレスコントローラーはSIEの非ライセンス品なので注意
SIEライセンス品とは、Sony公式(SIE)の定める基準を満たしているという証明がなされた商品になります。
したがって、プレイステーションでレバーレスコントローラーを用いた場合、想定された動作が行われない不具合が起こる可能性もあります。
輸入品は到着まで時間が掛かる可能性もある
今回紹介しなかった中で有名なレバーレスコントローラーとして、「PUNKWORKSHOP」という製品があります。
プロゲーマーの「ときど」さんも使用するほどの優秀なコントローラーではありますが、中国の通販サイトであるAliExpressでしか取り扱っていないという欠点があります。
輸入品の場合は注文から一週間ほど掛かることも当然のようにあり、遠い国から取り寄せる場合それ以上に時間が掛かる可能性があります。
「すぐに使いたい」という要望には応えられにくいのが輸入品という点に気を付けてください。
ヒットボックス レバーレスコントローラーを自作で用意するメリット・デメリット
自作ヒットボックスのメリット・デメリット
- 市販の物よりも安く済む
- ボタンの間隔や重さ、コントローラーの材質などを自分好みに
- 配線や基盤の取り扱いなど、ある程度の知識が必要
レバーレスコントローラーはいずれもとりあえず手を出してみるにはやや高価な製品です。
そのため、比較的安価に済む方法であるレバーレスコントローラーの自作をしてみる方も少なくないようです。
自作のレバーレスコントローラーは市販のアーケードコントローラーを改造して製作する方法や、パーツを用意して一から制作する方法がありますが、いずれも工具や配線の知識が必要であり少々ハードルが高めです。
しかし、完成させることができれば自分好みの操作感を持つコントローラーが出来上がり、愛着も湧くでしょう。
完成までに専門的な知識や技術が必要
コントローラーの自作には、基盤は何を用いれば良いか、配線はどのように繋げば良いかといった知識が必要です。
インターネットの情報を参照しながら根気よく作業を進める必要があります。
初めての作業では部品を傷つけたりうまくいかない可能性があったりするため、組み立てる際に必要なパーツは可能なら多めに購入しておくと安心です。
工具が揃っていれば既製品より安い
ボタンを導線でつなぐ配線作業には、電気工作用のペンチや圧着端子などが必要です。
そのため初回は自宅に無い場合工具を揃えるための追加費用が掛かりますが、2回目以降は材料費だけになります。
複数回作る場合、よりお得にコントローラーを作ることができると言えるでしょう。
改造品は大会で使用できない場合がある
レバーレスコントローラーは、普通のコントローラーでは不可能な「右+左」「上+下」のような操作が入力可能です。
通常のコントローラーとの差を設けないよう、大会によってはこのような入力が行われた際はどちらか片方のみ、あるいはニュートラル(レバーを倒していない判定)として入力されるようなコントローラーしか認めていません。
hitBOXといった有名なレバーレスコントローラーはきちんと対策を施されているため、基盤から組み上げる自作コントローラー特有の問題と言えます。
基盤による入力の仕様や公式大会のルールに目を通さずにコントローラーを作った場合、大会で使用を認められない場合があることに注意しましょう。
ヒットボックス レバーレスコントローラーに関するよくある質問と回答
- 安いおすすめのレバーレスコントローラーは?
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「Haute42」がエントリーモデルとしておすすめです。
また興味がある方は、自作を行ってみても良いでしょう。
- レバーレスタイプのメリットは?
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例えばレバーありの場合、左から右にレバーを動かすときは「←・ニュートラル・→」と3アクションが必要です。
一方レバーレスの場合、「←・→」と2アクションで完了します。
フレーム単位の入力速度を争う格闘ゲームではこの差が大きな違いとなり、ひいては相手よりも先に技を出すことが可能なアドバンテージへと繋がるのです。
- 静音性に優れたレバーレスコントローラーはある?
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静音モデルのアーケードコントローラー用ボタンは存在しますが、それを採用したレバーレスコントローラーはほぼ存在しないのが現状です。
そのため、静音性にこだわるのであればボタンの換装がしやすいモデルを購入し、自分で静音ボタンに交換するのがおすすめです。
- コンパクトならコンパクトなだけ便利?
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使用目的によっては大きなコントローラーの方が有利に働く場合もあります。
例えば膝の上に置いて操作するのであれば小さめかつ軽いコントローラーが長時間プレイの面で有利です。
しかし机の上に置く場合は、どっしりとしていてずれにくいもの、つまり大きく重いコントローラーの方が有利になります。
自分のプレイスタイルに合ったコントローラーを選ぶようにしましょう。
- 中古のコントローラーは使える?
-
相場よりも安く購入できることが多い中古のコントローラーはお財布に優しいです。
しかしどれほど使い込まれたかが見た目だけでは分からないため、どれほど劣化しているかが分かりにくいのが難点です。
中古の製品を買う場合は、パーツ交換が容易なモデルを選ぶと長く使えるでしょう。
- ストリートファイター6でも問題なく使用できますか?
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どのモデルもストリートファイター6で問題なく使用できます。
ただし、PS5に対応していないコントローラーもあるいのでしっかりとチェックすることをおすすめします。
PC版であればどのモデルも基本的に対応しているのでそこまで気にする必要はありません。
当サイトではストリートファイター6におすすめのゲーミングPCも合わせて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ヒットボックス レバーレスコントローラーのおすすめ5選 まとめ
コントローラーはまず使用しているゲーム機やPCに対応しているかどうかが重要なので、購入の際は入念にチェックするようにしましょう。
机に置くことで安定するような大きなモデルから、膝置き向けの小型で軽量なモデルまでバリエーションは豊富なので、自分がどのようにコントローラーを操作するかも商品選びのポイントになります。
しかし通常のアケコンと比較するとラインナップは少なく、どうしても納得のいくモデルが無いという場合もあるかもしれません。
その場合は知識が必要になりますが、ケースの材質やボタンなどすべて自分好みのものをチョイスできる自作コントローラーを選択するのも一つの手です。
今回紹介するおすすめTOP3はこちら!
- 高性能のレバーレスが欲しいなら「RAZER KITSUNE」
- 王道のレバーレスコントローラーなら 「hitBOX」
- 低価格モデルから選びたいなら「Haute42」
以下の記事でアケコンのおすすめモデルを紹介しているので、レバーレスコントローラーと悩んでいる方は合わせてチェックしてください。