『ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めてS』は、2017年7月29日にPS4・3DSで発売された『ドラゴンクエスト11』に新要素を加えてSwitchに移植したタイトルです。
ボイス・追加シナリオ・3Dと2Dのモード切り替えなど、オリジナルを越えた完成版ですが、Switchでは解像度やフレームレートに不満を持った方もいるのではないでしょうか?
現在ではPS4・Xbox Oneでも遊べますが、高解像度と144以上のフレームレートを求めるのなら、ゲーミングPCがおすすめです。
この記事では、家庭用ゲーム機との違いを解説し、DQ11Sを快適に遊べるスペックのゲーミングPCについて紹介していきます。
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCについて知りたい方は以下のリンクからジャンプできます。
- FHD60fpsで遊ぶなら「おすすめ低価格モデル」
- 4K画質の入門はこちら「おすすめ高コスパモデル」
- 144fpsかつWQHDを狙うなら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンでDQ11Sを遊ぶなら「高コスパ&高性能モデル」
\用途・スペック別に紹介/
ドラゴンクエスト11Sの推奨スペック・動作環境
ドラゴンクエスト11Sは、オリジナル版と同様に家庭用ゲーム機で発売されたRPGなので、要求スペックはさほど高くはありません。
しかし、家庭用ゲーム機では60fpsが限界だったのに対して、PC版ではフレームレートを無制限に設定できます。
WQHD・4Kの高解像度も選択できるので、より美しい映像を楽しむのであればミドルクラスのグラフィックボードが必要です。
ゲーミングPCのスペック予備知識まとめ
fpsは「Frames Per Second」の略であり、1秒に何回のフレーム(画面)を出力できるか?という意味です。
ゲームにおけるフレームレートとは「画面の滑らかさ」を意味しているため、fpsが高ければ高いほどゲームが快適になります。
パラパラ漫画で例えると1秒間にめくる漫画の枚数が多い状態が「fpsが高い」状態であり、漫画の枚数が少ない状態が「fpsが低い」状態です。
上記の画像のとおり、壁から敵が出てくるようなシーンでは明らかに高fpsが有利ということがわかります。
最低スペック・最低動作環境
CPU | AMD Ryzen3 1200 / Intel Core i3-3330 |
メモリ | 8GB RAM |
GPU | AMD Radeon R7 260X / NVIDIA GeForce FTX 750 |
公式から発表されている必須環境です。2013年に発売したエントリーモデルのグラフィックボードを基準にしています。
想定されているのはHD(1280×720)・60fpsですので、フルHDで遊べるPS4やXbox Oneの方が満足感は高いです。
必須環境とはとりあえず動いたくらいのスペックなので参考にはなりません。
推奨スペック・必要動作環境
CPU | AMD Ryzen3 1200 / Intel Core i5-6500 |
メモリ | 8GB RAM |
GPU | AMD Radeon R7 370 / NVIDIA GeForce GTX 960 |
公式から発表されている推奨環境です。2015年に発売されたミドルレンジのグラボを採用しています。
フルHD(1920×1080)・60fpsを想定していますが、R7 370は2016年に発売されたPS4proよりやや劣る性能なので最高品質設定ではフレームレートが安定しない可能性があります。
またWindows10で3Dゲームを遊ぶのに、メモリの容量が8GBでは心もとないので16GBは欲しいです。
ゲーマー向けスペック・おすすめ動作環境
CPU | Intel core i5-9600以上 AMD Ryzen5 3600 |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce GTX1660Super以上 |
PCゲーマーが考えた快適に遊べるスペックは上記の通りです。
余裕のあるスペックを選びましたが、ゲーミングPCとしてはロースペックモデルとなっています。
フルHDならば60fps以上で快適に遊べるので、操作性も含めて家庭版よりも快適にDQ11Sを楽しめます。
ただしPC版の本来の魅力である4K(3840×2160)と144fps以上のフレームレートを楽しむのなら、更に上の性能が必要です。
- DQ11Sは中古のPCで遊べる?
-
スペックさえ満たしていれば遊べますが、おすすめしません。
中古のPCはパーツを消耗しており、故障すると新品より高く付きます。
中古PCは知識や自作経験のある人以外は手を出さない方がいいでしょう。 - DQ11Sにゲーミングモニターは必要?
-
解像度次第です。
4Kで144fps以上を出すのは難しいため、60fpsで遊ぶならば必須ではありません。
144fpsや無制限で遊びたい場合は、144hz以上のゲーミングモニターが必要になります。
\用途・スペック別に紹介/
安いゲーミングPCでも60fpsで快適プレイは可能?
PC版のドラゴンクエスト11Sは解像度だけでなく、画質の調整も可能なのでフルHD・60fpsで遊ぶのであれば、低価格帯のゲーミングPCで十分です。
しかし、「GeForce RTX3060」以上を搭載したモデルなら、より高い解像度とフレームレートを設定できるので、迫力と映像美が増します。
なるべく安いゲーミングPCを欲しい方へ向けたモデルも紹介しています。最高画質でなくてもいい、軽量級のゲームを遊べればいいという方はそちらも参考にしてください。
ノートパソコンでもドラゴンクエスト11Sを快適に遊べる?
メーカー製のノートパソコンでも起動はできるでしょうが、グラボが搭載されていないため動作がカクカクになってゲームになりません。
ドラゴンクエスト11Sのような一人プレイのRPGは大画面でのプレイを推奨しますが、ノートパソコンで3Dゲームを遊ぶなら、ゲーミングノートPCが必須です。
リフレッシュレートの高いディスプレイを採用したモデルを選べば、高フレームレートでも快適に遊べます。
当サイトでは144hzディスプレイを搭載したゲーミングノートPCを紹介しているので、ドラゴンクエスト11Sをノートパソコンで遊びたい方は参考にしてください。
\用途・スペック別に紹介/
たっぷり遊べる体験版を先にインストールしよう
ドラゴンクエスト11Sはたっぷり遊べる体験版が配布されており、ベロニカ、セーニャが仲間になるまでのストーリーをプレイできます。
ベンチマークソフトと違って数値化はされませんが、現在、使用中のパソコンでどれくらい快適に遊べるか体感できます。
たっぷり遊べる体験版はクリア報酬がありますが、製品版を先に購入してしまうとプレイできなくなるので、必ず先にインストールしましょう。
ドラゴンクエスト11SをPC版で遊ぶメリット・家庭版との違い
- 4Kの高解像度と144fps以上のフレームレートを設定できる
- SSDのお陰で、ロード時間が爆速
- 非公式だが、MODを使える
PC版が家庭用ゲーム機と比べて優れているのは、やはり解像度とフレームレートでしょう。
FPSやアクションゲームと異なり、ドラゴンクエスト11Sはコマンド選択式のRPGなのでシビアな操作を要求されません。
RPGは視認性より、迫力が優先されるのでWQHDや4Kといった高解像度の大画面モニターと相性がバツグンです。
4Kの高解像度で映像美を味わうか、144fps以上のフレームレートでヌルヌルさを楽しむか、家庭用ゲーム機よりも贅沢な遊び方を選べます。
\用途・スペック別に紹介/
ネイティブ4Kと無制限のフレームレート
上記は「GeForce RTX3070」に近い性能の「Radeon RX6800」を使用して撮った画像です。
WQHD(2560×1440)・144fps・画質設定を最高に設定しても、144fpsに張り付くことが多かったです。
NPCやオブジェクトが多い町やフィールドでは低下が見られましたが、100fps以上を安定して出せていました。
4K・60fpsも可能だったので、RTX3070クラスであればWQHD以上の解像度を高フレームレートで快適に遊べます。
PS4でドラゴンクエスト11を遊んだ人なら分かる、ロードの苦痛
PS4で発売されたオリジナルのドラゴンクエスト11は、画面切り替え時のロード時間が20秒はかかっていました。
筆者はPS4proのHDDをSSDに換装して遊んでいたからまだよかったのですが、ストレスが溜まった方も多いでしょう。
ドラゴンクエスト11Sではロード時間が改善されており、加えて現在のゲーミングPCはSSDが当たり前です。
ロードはあっという間に終わります。体感的には2、3秒です。豆知識を読んでいる暇もないのは少し寂しいかもしれません。
MODで変わった遊びもできる
非公式になりますが、有志が作成した追加データ(MOD)をネット上で探して導入することで、家庭用ゲーム機ではありえない遊びをすることも可能です。
単純なチートから、キャラクターのグラフィックの変更など遊びの幅が広がるので、一度クリアしても別の楽しみ方が見つかるでしょう。
ただしMODを多用するとゲームが重くなったり、データがおかしくなることもあるのでよく調べてから利用してください。
ドラゴンクエスト11SのおすすめゲーミングPC
歴代ドラクエシリーズを遊んできたプレイヤーが厳選したゲーミングPCをBTOパソコンショップから紹介していきます。
どれも推奨スペックを超える性能を持っているので、パソコン初心者でも自分の用途に合わせれば目当てのゲーミングPCを購入できます。
ゲーミングPCの選び方について解説した記事も用意しているため、そちらも参考にしてみてください。
ロースペックゲーミングPCでも60fpsの快適プレイが可能
NEXTGEAR JG-A5G1D
現在のグラフィックボードの中ではロークラスの入門機である「GTX1660Super」を搭載したモデルです。
ゲーミングPCの中では最安値に近いモデルですが、ドラゴンクエスト11SをフルHD・60fpsで遊ぶには十分なスペックを持っています。
安価なモデルながらNVMeSSDを採用しているので、家庭版のネックだったロードもすぐに終わります。
ただし4K・60fpsで遊ぶのは難しいので、グラフィックと快適さを追求する方には他のモデルをおすすめします。
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A5G1D』の詳細を見る
ミドルスペックなら4Kでドラゴンクエスト11Sを楽しめる
NEXTGEAR JG-A5G60
ミドルレンジに位置する「RTX4060」を搭載した、スタンダードなゲーミングPCです。
常にではありませんが、4Kで60fpsを出せる性能があり、ゲーミングモニターはないけど、4Kモニターは持っているという方に向いています。
解像度をフルHDやWQHDに落とせば高フレームレートが狙えます。ゲーミングモニターと使い分けるのもいいでしょう。
タイトルによっては画質の調整が必要になりますが、最新のPCゲームでも遊べる性能があるのでコストパフォーマンスの高いモデルです。
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A5G60』の詳細を見る
ハイスペックなら最高級の画質&解像度で楽しめる
GALLERIA XA7C-R47
ハイクラスの入り口となる「RTX4070」を搭載した高性能なゲーミングPCです。
RTX4070は消費電力と性能のバランスに優れており、ドラゴンクエスト11Sなら4K・144fpsを狙えます。
他の重量級のゲームも快適に遊べる性能を持っていますので、高リフレッシュレートのゲーミングモニターを合わせて用意すると満足感が増すでしょう。
ノートパソコンでも家庭版以上の画質とロード速度
GALLERIA XL7C-R45
取り回しの良さを考えるのならば、RTX4050と高性能なCPUを搭載したゲーミングノートPCを選びましょう。
ディスプレイのリフレッシュレートが144Hz、解像度はフルHDなので60fps以上のフレームレートで快適に動作します。
またHDMI2.1端子で外部接続ができるので、ドラゴンクエスト11Sを大きな画面で遊びたくなっても安心です。
ゲーミングPCはBTOパソコンショップで買うのがおすすめ
ゲーミングPCを購入するなら「BTOパソコンショップ」がおすすめです。
BTOパソコンショップならパソコンを注文する際にパーツを変更して自分好みにカスタマイズができ、真に自分が欲しいスペックを持ったゲーミングPCが手に入ります。
「ゲーミングPCなら自作が安い」という情報から自作も視野に入れている方もいると思われますが、以下に当てはまる方のみしかおすすめしません。
自作PCが向いているのはこんな人!
- 安いパーツを選定でき、相場変動について詳しい
- パーツ同士の相性について知っている
- トラブル時のサポートが不要
なぜならBTOパソコンショップは大量にパーツを仕入れているのに対し、自作では小売分の料金が上乗せされているためです。
サポートについても多くのショップが力を入れており、メール・電話・チャットでの連絡に対応しているのでパソコン初心者にはうってつけです。
ゲーム用に家電量販店のパソコンを買うのは厳禁
- 割高かつ最新のゲーミングPCはまず売っていない
- サポートは手厚いものの、その分割高
- 有料セキュリティソフトや光回線など、セット売りを勧めてくる
家電量販店でゲーミングPCの購入は絶対におすすめできません。
なぜなら多くの家電量販店ではゲーミングPC自体を取り扱っておらず、取り扱っていても最新のグラボを積んだモデルはほぼありません。
あくまでもパソコン自体に疎い方へ向けた商売ですので、当サイトのようなメディアサイトをあらかじめリサーチできる方にとってはデメリットだらけです。
BTOパソコンショップで買うならセールが狙い目
BTOパソコンショップはセールが開催されるタイミングがあり、人気のモデルの割引・PCゲームの付属・ポイントでのキャッシュバックなどが実施されます。
値引き率の高いセールを探しているなら、『マウスコンピューター』「FRONTIER(フロンティア)」のセールがおすすめです!
- マウスコンピューターは隔週更新のセールが常時開催
- フロンティアは毎週更新・毎月更新のセールが常時開催
『マウスコンピューター』はゲーミングPC・クリエイター向けPC・ゲーミングノートPCなど割引対象のモデルが豊富なセールを開催しています。
「FRONTIER(フロンティア)」はゲーミングPCをとにかく安く手に入れられるセールを開催しており、最新パーツ搭載モデルもセールで購入できます。
以下の記事でBTOパソコンショップの最新セール情報を紹介しているので、安いゲーミングPCを探している方は参考にしてください。
BTOパソコンショップごとの特徴・ラインナップ
ショップ名 | 値段 | 出荷速度 | サイトの利便性 | サポート | セール内容 |
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
FRONTIER | |||||
パソコン工房 |
当サイトでは上記4サイトをおすすめしていますが、中でも「ドスパラ」と「マウスコンピューター」がゲーミングPCの購入におすすめです。
ドスパラは業界で最速の出荷速度があるので、「一刻もはやくゲーミングPCが欲しい!」という方におすすめのBTOショップです。
マウスコンピューターはサポートの手厚さとセールでの値引き率の高さから、ゲーミングPC初心者にうれしい特典が揃っています。
- パソコン初心者でも使いやすいサイトであること
- お得に購入できる方法がある、もしくは基礎価格が安いこと
- 決済方法が豊富、クレジットカード以外にも支払い方法があること
今回ラインナップしているおすすめBTOパソコンショップの基準は上記の通りです。
パソコン初心者でも分かりやすくモデルを掲載しているサイトに限定し、カスタム注文ができるサイトのみを紹介しています。
特に分かりやすさを重視するなら「ドスパラ」と「マウスコンピューター」の2社がおすすめです。
ドラゴンクエスト11Sの推奨スペック・おすすめゲーミングPCのまとめ
\用途・スペック別に紹介/
ドラゴンクエスト11Sは、2019年にSwitchで発売されたタイトルだけあって要求スペックはあまり高くありません。
しかし、PC版で遊ぶのであれば、ゲーミングPCを使って上限が解放されたフレームレートで快適に楽しまなければもったいないですよ。
以下が記事の要点と、今回紹介したゲーミングPCのおすすめモデルです。気になる項目はおさらいしておきましょう。
- FHD60fpsで遊ぶなら「おすすめ低価格モデル」
- 4K画質の入門はこちら「おすすめ高コスパモデル」
- ハイスペック「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコン「高コスパ&高性能モデル」
ドラゴンクエスト10オンラインが気になっている方へ向けた記事も用意しているので、そちらも合わせてチェックしてみてください。
\用途・スペック別に紹介/
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