2022年2月に発売された『Dying Light 2』は、Techland開発のオープンワールド形式ホラーゲームです。
ゾンビ溢れる街をパルクールアクションで駆け巡るシステムと荒廃した世界観は前作を引き継いでいて、RPG的な要素やゲームボリュームの高さが魅力です。
推奨スペック自体はかなり高いため、ゲーミングPCで遊ぶ際には高性能なグラボが必須です。
この記事では、求められるPCスペックやゲームの全容について以下の各項目で詳しく解説していきます。
- 『ダイイングライト2』の動作環境・推奨スペック
- PS5以上の性能で遊ぶために必要なグラボは?
- 『ダイイングライト2』のエディションによる違いとは?
- クロスプレイは可能?アップデートで実装される?
- 前作をプレイしていなくても楽しめる?
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCについて知りたい方は以下のリンクからジャンプできます。
- なるべく安く遊びたい方向け「おすすめ定番モデル」
- レイトレーシングを楽しみたい方向け「おすすめ高コスパモデル」
- 4Kかつ60fpsを狙えるスペックなら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンで遊びたい方向け「高コスパ&高性能モデル」
\用途・価格別に紹介!/
『Dying Light 2』の推奨スペック・動作環境
『Dying Light 2』は「オープンワールド+大量のゾンビ」という要素と、要求スペックが高く設定されたゲームなので通常設定でプレイしても重たいタイトルです。
さらに、レイトレーシング設定で「リアルタイムに動く影・見た方向によって変わるガラスの反射」なども楽しむためにはミドルスペック以上のPCを用意する必要があります。
まずは、下記でSteam公式が公表している動作環境について見ていきます。
ゲーミングPCのスペック予備知識まとめ
fpsは「Frames Per Second」の略であり、1秒に何回のフレーム(画面)を出力できるか?という意味です。
ゲームにおけるフレームレートとは「画面の滑らかさ」を意味しているため、fpsが高ければ高いほどゲームが快適になります。
パラパラ漫画で例えると1秒間にめくる漫画の枚数が多い状態が「fpsが高い」状態であり、漫画の枚数が少ない状態が「fpsが低い」状態です。
上記の画像のとおり、壁から敵が出てくるようなシーンでは明らかに高fpsが有利ということがわかります。
最低スペック・最低動作環境
CPU | Intel Core i3-9100 |
メモリ | 8GB |
GPU | GTX 1050 Ti |
『Dying Light 2』はSteam公式が発表している最低スペックですら、他タイトルと比べると重たい動作環境のゲームだと言えます。
ロースペックGPUである「GTX1650 SUPER」でも60fpsを下回るプレイ環境なのにもかかわらず、10世代も前のGPU「GTX 1050 Ti」を選ぶ理由がありません。
最低動作環境は「ゲームの起動を保証するもの」であって「快適なプレイ環境を表したもの」ではないので、余裕を持ったゲーミングPCを用意しましょう。
推奨スペック・推奨動作環境
CPU | Intel i5-8600K |
メモリ | 16GB |
GPU | RTX 2060 6GB |
上記は開発元のTechlandが公表した「レイトレーシング無し・FHD60fps」でプレイするために必要なPCスペックとなっています。
確かに公式が発表した動作環境ではありますが、アップデートを繰り返すオンラインゲームでは必要スペックが引き上げられていくため余裕を持った性能が必要です。
フレームレートを安定させて快適なプレイ環境を手に入れる意味でも、ゲーミングPCはオーバースペック気味で用意するほうが丁度いいのです。
ゲーマー向けスペック・おすすめ動作環境
CPU | Core i7-12700 |
メモリ | 16GB |
GPU | RTX 3060 |
当サイトでオススメするゲーマー向けのPC構成は上記になります。
推奨スペックで紹介されている「RTX2060」より、1つ上の世代のモデルなら快適です。
「DLSS機能」を使うことで「FHD画質90fps」を狙う構成となっていて、推奨環境と比べるとグラフィック処理で重要なGPUだけを引き上げたPC構成です。
推奨スペックで選ぶなら、「RTX3060」を搭載したゲーミングPCがおすすめです。
ドスパラの「GALLERIA XA7C-R36」が同等以上のスペックを持っているので、気になる方はチェックしてみましょう。
- 『ダイイングライト2』で使えるDLSS機能とは?
-
DLSS機能とは荒い画面と綺麗な画面をグラボに比較学習させて、綺麗な画質のままフレームレートを向上させる機能のことです。
注意点は、NVIDIAのグラボ「RTXシリーズ」を搭載したPCでしか使えない機能ということです。
当サイトで紹介しているゲーミングPCは全て「RTXシリーズ」を搭載しているので、DLSS機能が使える仕様になっています。
- グラフィックボード無しでも遊べる?
-
不可能です。CPUの性能によっては起動できるかもしれませんが、ゲームにはなりません。
安いゲーミングPCでもPS5以上の快適プレイは可能?
「PS5」本体の価格は店舗から購入できれば5万円程度であり、グラフィック性能を「PC」のグラボに換算すると「RTX 2060super」程度となっています。
「PS5」と近い性能のゲーミングPCを用意する場合でも、15万円程度の費用が必要になるため予算を安く抑えるのは難しいと言えるでしょう。
「ゲーミングPCでなるべく安く遊びたい」方には不向きなタイトルで、「ゲーミングPCのハイスペックな環境で楽しみたい」方向けのタイトルとも言えます。
少なくとも格安ゲーミングPCでは遊べないタイトルなので、予算に手が出せない方はPS5の入手を目指しましょう。
『ダイイングライト2』をPS5以上の環境で快適にプレイできるゲーミングPCを紹介しているので、そちらを参考にしてください。
ノートパソコンでも『Dying Light 2』を快適に遊べる?
結論から言えば「ハイスペックなゲーミングノートPC」なら可能ですが、注意点があります。
排熱の関係で、同じクラスのデスクトップPCよりも性能が劣ってしまうノートPCは高い性能がなければ快適に遊べません。
最低でもミドルスペック以上のゲーミングノートPCを用意して、ディスプレイは144hz以上対応のものを選ぶ必要があります。
下記では、快適に『ダイイングライト2』を遊べるノートゲーミングPCを紹介しています。
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『Dying Light 2』のエディションによる違いは?
『Dying Light 2』のダウンロード版には「通常版・デラックス版・アルティメット版」の3つのエディションが用意されています。
どれを購入するか迷っている方に向けて、特典とDLC内容の違いについて解説していくので参考にしてみてください。
- 通常版 8,770円
- デラックス版 10,978円
- アルティメット版 13,178円
通常版
- 『ダイイングライト2』本編
- DLC1「Authority」
- DLC2「Ronin Pack」
『ダイイングライト2』をとにかく低予算で始めたい人向けの、パッケージとなっています。
先行特典だった2種類のDLCも現在では無料で開放されているため、新たに始めるなら買い得な内容と言えるでしょう。
デラックス版
- 『ダイイングライト2』本編
- DLC1「Authority」
- DLC2「Ronin Pack」
- 限定武器チャーム
- 衣装スキン「レジェンダリー」
- 武器スキン「レジェンダリー」
- パラグライダースキン「レジェンダリー」
- 印刷可能な壁紙
- デジタルコミック
- デジタルアートブック
「限定武器チャーム」と「3種類のレジェンダリー装備」がついていて、武器やアイテムのフルコンプを目指すプレイヤーには必須のセット内容となっています。
ゲーム外コンテンツが3種類も付くので、『ダイイングライト2』の世界観を存分に味わいたいプレイヤーにもオススメできるエディションとなっています。
アルティメット版
- 『ダイイングライト2』本編
- DLC1「Authority」
- DLC2「Ronin Pack」
- 「デラックス版」全ての特典
- 2時間の夜間XP増量
- クラフトアイテム
デラックス版の特典に加えて「夜間のXP増量アイテム2時間」と「クラフトアイテム」が追加された、ダウンロード版では最上級のエディションです。
「ダイイングライト2」を徹底的に遊びたいプレイヤーに、もっともオススメするセット内容になっています。
『Dying Light 2』はクロスプレイ非対応
アップデート時期 | アップデート内容 |
---|---|
2022年 2月 | 勢力をテーマにした無料DLC |
2022年 3月 | チャレンジセット1 |
2022年 4月 | 各種イベント-変異感染者 |
2022年 5月 | チャレンジセット2 |
2022年 6月 | 第一話無料DLC |
今後 | この先、5年間は新コンテンツ追加予定 |
『Dying Light 2』は初リリース日から「全プラットフォーム・家庭機の機種間」で、クロスプレイが非対応になっています。
上記のSteamが公表している公開情報を見てみると、現状では今後もクロスプレイを実装する予定はないと言えるでしょう。
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1作目『Dying Light』との「つながりと変更点」
『Dying Light 2』は前作から15年後の物語のため、ストーリーとしては前作をプレイしていなくても存分に楽しめる内容となっています。
用意されているマップは「DL1」と比べて2倍の広さとなっており、パルクールアクションも数百種類から数千種類に増えました。
また、昼夜サイクルのシステムが「昼は穏やかなゾンビ・夜は狂暴なゾンビ」から「昼は人間が敵・夜はゾンビが敵」となったことが大きな変更点と言えるでしょう。
今作から追加されたレイトレーシング機能も余すことなく楽しむなら、ミドルスペック以上のゲーミングPCをオススメします。
『Dying Light 2』おすすめゲーミングPC
歴代のオンラインゲームをプレイしてきた筆者が、ゲーミングPCをBTOパソコンショップから紹介していきます。
どれも推奨スペックを超える性能を持っているので、パソコン初心者でも自分の用途に合わせれば目当てのゲーミングPCを購入できます。
ゲーミングPCの選び方について解説した記事も用意しているため、そちらも参考にしてみてください。
『Dying Light 2』を遊べる最安値のゲーミングPCはこちら
GALLERIA XA7C-R36
ロースペックモデルの通常設定なら「FHD画質60fps張り付き」で遊べて、「DLSS機能」を使えば「FHD画質80fps張り付き」までfps値が向上するので通常プレイでは快適です。
しかし、レイトレーシング設定を使うとFHD画質で平均34fps程度までフレームレートが落ち込み「DSSS機能」で処理を軽くしたとしても60fpsに届かない性能です。
「ダイイングライト2」の要求スペックが高いため他タイトルなら十分に通用するゲーミングPCでも、本作では物足りない性能となってしまうのです。
>>公式サイトで『GALLERIA XA7C-R36』の詳細を見る
レイトレーシング&DLSSで60fpsを狙うなら
GALLERIA XA7C-R47
上記のゲーミングPC通常設定なら「FHD画質90fps張り付き」で遊べて、「DLSS機能」を使えばFHD画質設定で144fps付近まで狙える性能です。
気になるレイトレーシング設定をした場合、通常だと60fpsを下回る性能ですが「DLSS機能」を使うことで「FHD画質90fps以上」でプレイできる性能です。
またGPUの足を引っ張る「ボトルネック」という現象を引き起こさないために、性能のバランスが取れたCPUで組まれています。
数年間はアップデートを重ねた「ダイイングライト2」でも快適に遊べるため、どのPCを選んで良いか分からない方に「価格帯とコスパ」の面で一番オススメできるモデルです。
4K+DLSSで60fps張り付きを狙うなら
GALLERIA XA7C-R47TS
プレイ環境で、画質やフレームレートの妥協を許さないプレイヤーには上記のモデルがオススメです。
「DLSS」機能を使えば「FHD画質144fps張り付き」で遊べるほどの性能があるので、144hz対応モニターも合わせて検討するべきスペックとなっています。
気になる4K画質でのプレイ環境は、「DLSS機能」を使えば70fps張り付きでプレイできる性能です。
ですが「4K画質設定+レイトレーシング設定」は「DLSS機能」をつかったとしても30fpsを下回るため、どちらか片方を使うことになると言えます。
価格については非常に高額になっているため、予算が許すなら選択肢の一つとして検討することをオススメします。
『Dying Light 2』を快適に遊べるゲーミングノートPCはこちら
GALLERIA XL7C-R46H-6
外出先でもライトにサクサクしたプレイ画面で遊びたい方には、上記のモデルがオススメとなっています。
気になる「ダイイングライト2」での動作環境は、画質設定を調整すればで60fpsを狙えるほどの性能で標準搭載されているディスプレイは144hz対応となっています。
「CPU・GPU」共にバランスの取れた構成となっているため、数年間は買い替えの必要がないコストパフォーマンスに優れたゲーミングノートPCです。
>>公式サイトで『GALLERIA XL7C-R46H-6』の詳細を見る
ゲーミングPCはBTOパソコンショップで買うのがおすすめ
ゲーミングPCを購入するなら「BTOパソコンショップ」がおすすめです。
BTOパソコンショップならパソコンを注文する際にパーツを変更して自分好みにカスタマイズができ、真に自分が欲しいスペックを持ったゲーミングPCが手に入ります。
「ゲーミングPCなら自作が安い」という情報から自作も視野に入れている方もいると思われますが、以下に当てはまる方のみしかおすすめしません。
自作PCが向いているのはこんな人!
- 安いパーツを選定でき、相場変動について詳しい
- パーツ同士の相性について知っている
- トラブル時のサポートが不要
なぜならBTOパソコンショップは大量にパーツを仕入れているのに対し、自作では小売分の料金が上乗せされているためです。
サポートについても多くのショップが力を入れており、メール・電話・チャットでの連絡に対応しているのでパソコン初心者にはうってつけです。
ゲーム用に家電量販店のパソコンを買うのは厳禁
- 割高かつ最新のゲーミングPCはまず売っていない
- サポートは手厚いものの、その分割高
- 有料セキュリティソフトや光回線など、セット売りを勧めてくる
家電量販店でゲーミングPCの購入は絶対におすすめできません。
なぜなら多くの家電量販店ではゲーミングPC自体を取り扱っておらず、取り扱っていても最新のグラボを積んだモデルはほぼありません。
あくまでもパソコン自体に疎い方へ向けた商売ですので、当サイトのようなメディアサイトをあらかじめリサーチできる方にとってはデメリットだらけです。
BTOパソコンショップで買うならセールが狙い目
BTOパソコンショップはセールが開催されるタイミングがあり、人気のモデルの割引・PCゲームの付属・ポイントでのキャッシュバックなどが実施されます。
値引き率の高いセールを探しているなら、『マウスコンピューター』「FRONTIER(フロンティア)」のセールがおすすめです!
- マウスコンピューターは隔週更新のセールが常時開催
- フロンティアは毎週更新・毎月更新のセールが常時開催
『マウスコンピューター』はゲーミングPC・クリエイター向けPC・ゲーミングノートPCなど割引対象のモデルが豊富なセールを開催しています。
「FRONTIER(フロンティア)」はゲーミングPCをとにかく安く手に入れられるセールを開催しており、最新パーツ搭載モデルもセールで購入できます。
以下の記事でBTOパソコンショップの最新セール情報を紹介しているので、安いゲーミングPCを探している方は参考にしてください。
BTOパソコンショップごとの特徴・ラインナップ
ショップ名 | 値段 | 出荷速度 | サイトの利便性 | サポート | セール内容 |
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
FRONTIER | |||||
パソコン工房 |
当サイトでは上記4サイトをおすすめしていますが、中でも「ドスパラ」と「マウスコンピューター」がゲーミングPCの購入におすすめです。
ドスパラは業界で最速の出荷速度があるので、「一刻もはやくゲーミングPCが欲しい!」という方におすすめのBTOショップです。
マウスコンピューターはサポートの手厚さとセールでの値引き率の高さから、ゲーミングPC初心者にうれしい特典が揃っています。
- パソコン初心者でも使いやすいサイトであること
- お得に購入できる方法がある、もしくは基礎価格が安いこと
- 決済方法が豊富、クレジットカード以外にも支払い方法があること
今回ラインナップしているおすすめBTOパソコンショップの基準は上記の通りです。
パソコン初心者でも分かりやすくモデルを掲載しているサイトに限定し、カスタム注文ができるサイトのみを紹介しています。
特に分かりやすさを重視するなら「ドスパラ」と「マウスコンピューター」の2社がおすすめです。
『Dying Light 2』の推奨スペック・おすすめゲーミングPCのまとめ
『Dying Light 2(ダイイングライト2)』は最新技術のレイトレーシング機能を使って遊べるタイトルで、ミドルスペック以上のPCを用意することで今までにないゲーム体験を与えてくれます。
主要となるグラボは「RTXシリーズ」になりますが、その中でも「RTX3060」以上のモデルを選ばなければ快適には遊べないため注意が必要です。
以下が記事の要点と、今回紹介したゲーミングPCのおすすめモデルです。気になる項目はおさらいしておきましょう。
- 『ダイイングライト2』の動作環境・推奨スペック
- PS5以上の性能で遊ぶために必要なグラボは?
- 『ダイイングライト2』のエディションによる違いとは?
- クロスプレイは可能?
- 前作をプレイしていなくても楽しめる?
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCについて知りたい方は以下のリンクからジャンプできます。
- なるべく安く遊びたい方向け「おすすめ定番モデル」
- レイトレーシングを楽しみたい方向け「おすすめ高コスパモデル」
- 4Kかつ60fpsを狙えるスペックなら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンで遊びたい方向け「高コスパ&高性能モデル」
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