『Escape From Tarkov(タルコフ)』はシューターゲームの中でも重たい部類のタイトルであり、144fpsで遊ぶには高いスペックが要求されます。
なおかつ公式の推奨スペック通りのパーツ構成では動作が重たすぎるため、プレイヤーの情報を参考にするべきです。
この記事ではタルコフを実際に遊んでいる筆者が必要なPCスペックと、実際の環境を元にした情報を紹介していきます。
モデル名 | 価格帯 | スペック&パーツ構成 |
---|---|---|
ミドルレンジクラス! NEXTGEAR NEXTGEAR JG-A5G60 | 約13万円 | Ryzen 5 4500 RTX 4060 8GB メモリ16GB |
最高級のPCが欲しい方! NEXTGEAR JG-A7G7S | 約23万円 | Ryzen 7 5700X RTX 4070SUPER メモリ16GB |
ノートでも144fps! NEXTGEAR J6-A7G60GN-A | 約16万円 | Ryzen 5 7535HS RTX 4060 6GB メモリ16GB |
以下の記事でタルコフにおすすめなゲーミングPCを紹介しているので、この記事と合わせて選びましょう。
\ 用途・スペック別に紹介!/
Escape From Tarkov(タルコフ)の推奨スペック・動作環境
『Escape From Tarkov(タルコフ)』は広いフィールドでPvPvEを行うため、求められるスペックは高めです。
ゲームだけでなく通話ソフトや、有志攻略サイトのマップ等を表示しながらプレイすると更に要求スペックは高くなっていきます。
ゲーミングPCのスペック予備知識まとめ
fpsは「Frames Per Second」の略であり、1秒に何回のフレーム(画面)を出力できるか?という意味です。
ゲームにおけるフレームレートとは「画面の滑らかさ」を意味しているため、fpsが高ければ高いほどゲームが快適になります。
パラパラ漫画で例えると1秒間にめくる漫画の枚数が多い状態が「fpsが高い」状態であり、漫画の枚数が少ない状態が「fpsが低い」状態です。
上記の画像のとおり、壁から敵が出てくるようなシーンでは明らかに高fpsが有利ということがわかります。
推奨スペック・推奨動作環境
CPU | Intel Core i5 もしくはi7の3.2GHz以上 |
メモリ | 2GB VRAM |
GPU | 8GB |
タルコフの推奨スペックは上記のように発表されています。
あまり明確な情報が記載されていませんが、60fps以上で遊ぶならGTX1660Super以上が望ましいと言えます。
ゲーマー向けスペック・おすすめ動作環境(120fps)
CPU | Core i5 12世代以降、Core i7モデル |
メモリ | 16GB |
GPU | RTX 4060以上 |
『Escape From Tarkov』を本格的に遊ぶなら、120fps以上の環境で遊ぶべきです。
ただしβ版なので最適化がされておらず、高いfpsを出すには相当高いスペックを必要とします。
上記のスペックならば120fps付近で安定させて快適なプレイを行えますが、ミドル~ハイスペックのゲーミングPCが必要です。
\ 用途・スペック別に紹介!/
タルコフのパーツごとのおすすめスペック解説
この項目では『Escape From Tarkov』を遊ぶためのパーツ構成について、パーツ1つ1つの要件を紹介していきます。
どれかを満たせないだけでも大きくプレイ環境が悪化するので、全てを満たせるようにしましょう。
グラボは最低でもGTX1660Super、できればRTX4060以上
高画質設定・非戦闘時・DLSSオフ・1080p設定
『Escape From Tarkov(タルコフ)』のベンチマークスコアは上記の通りになります。
非戦闘時でも視界に入れているオブジェクトの数で一気にfps値が下がるため、240fpsでは遊べないタイトルです。
それでもRTX40シリーズの最新世代グラボなら設定を下げれば144fps付近で遊べるため、高fpsを維持したい場合は20万円付近のゲーミングPCがおすすめです。
CPUはCore i5 12世代以降が必要
タルコフ用にCPUを決める場合、Core i7モデルが最も安定しており、ハイエンドな配信をするならCore i9が選択肢になります。
Core i5については12世代(Core i5-12400など)以降のモデルからマルチコア性能が格段に上昇したため、ゲーム用として不足の無いCPUとなっています。
逆に古い世代のCore i5モデルであったり、Core i3モデルを使っている場合はタルコフにおいてスペック不足になってしまいます。
メモリは最低16GB、できれば32GB
PCゲームを遊ぶ場合、前提として16GBは必須になります。
タルコフの場合は推奨スペックの時点で16GBを要求しており、最低でも16GBが必要になるタイトルだとわかります。
マップによってはメモリ負荷も大きくなるため、安定した環境で遊びたいなら32GBを用意しておきましょう。
\ 用途・スペック別に紹介!/
筆者の環境におけるタルコフの出力fps値・可能な画質設定
- CPU:intel Core i7 12700F
- グラボ:RTX 3070Ti
- メモリ:32GB
- 画質設定:低~中
筆者の環境では上記のパーツ構成・画質設定でプレイを行いました(なおかつDiscord、GoogleChromeを起動)。
タルコフは見ている方向ですらfps値に関わるほど重たいゲームであるため、極力不要な画質設定は落としてプレイしています。
この環境なら90~144fpsでプレイできるので、重たすぎてガクガクになることはありません。
以下の記事ではタルコフのおすすめ画質設定について紹介しているので、そちらを参考にしてください。
タルコフを快適に動かすためのおすすめPCモデル
ここでは、実際にタルコフを遊ぶためのPCが欲しいけどいまいちどれを選べばいいか分からないという方に向けて、おすすめモデルを予算別に紹介していきます。
もちろん、予算が高ければ高いほどタルコフを快適に動かせるため、「どれぐらいのフレームレートで遊びたいか・予算はどれぐらいか」を考えながら参考にしてみてください。
モデル名 | 価格帯 | スペック&パーツ構成 |
---|---|---|
ミドルレンジクラス! NEXTGEAR NEXTGEAR JG-A5G60 | 約13万円 | Ryzen 5 4500 RTX 4060 8GB メモリ16GB |
最高級のPCが欲しい方! NEXTGEAR JG-A7G7S | 約23万円 | Ryzen 7 5700X RTX 4070SUPER メモリ16GB |
ノートでも144fps! NEXTGEAR J6-A7G60GN-A | 約16万円 | Ryzen 5 7535HS RTX 4060 6GB メモリ16GB |
【予算15万~】RTX4060搭載デスクトップゲーミングPC
NEXTGEAR JG-A5G60
このモデルのメリット・デメリット
- ドスパラで販売されているモデルの中でも特にコスパが高い
- 最新ゲームも3年は安心
- 画質をキープしつつ高fps値を出力できる
- 最安値モデルと比較して必要な予算が高くなってしまう
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A5G60』の詳細を見る
【予算20万~】RTX4070搭載デスクトップゲーミングPC
NEXTGEAR JG-A7G70
このモデルのメリット・デメリット
- あらゆるPCゲームであらゆる楽しみ方ができる
- 最新ゲームも5年は安心
- 144fpsの常時張り付きが難しいタルコフですら180fps付近で動作できる
- 4KやWQHDでも144fpsで遊べるほどのマシンパワーがある
- メモリ32GBは必須
- 周辺機器と合わせると30~40万円近い予算が必要になる
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A7G7S 』の詳細を見る
【予算15万~】RTX4060搭載ゲーミングノートPC
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
このモデルのメリット・デメリット
- 最新ゲームも3年は安心
- 画質をキープしつつ高fps値を出力できる
- 配信を同時に行いたい人も満足できるマシンパワー
- ゲーミングノートPCの中では最高級の部類
- 同じ予算があればデスクトップモデルでよりスペックの高いPCが選べる
>>公式サイトで『NEXTGEAR J6-A7G60GN-A』の詳細を見る
タルコフの必要PCスペックに関するよくある質問まとめ
タルコフとAPEXはどっちが重い?
圧倒的に『タルコフ』の方が重たく、APEXは10万円程度の最安値ゲーミングPCでも遊べるほどです。
APEXが遊べるスペックがあるからといって、タルコフが遊べるわけではないので注意しましょう。
タルコフはグラフィックボード無しでも遊べる?
不可能です。CPUの性能によっては起動できるかもしれませんが、ゲームにはなりません。
タルコフのノートパソコンに求められるスペックは?
ノートパソコンで遊ぶ場合、Core i7の最新モデル・RTX4060以上の組み合わせが必要です。
デスクトップPCよりワンランク上のスペックを見積もっておけば失敗しません。
タルコフを240fpsを遊べるグラボはどれ?
ゲーム性上フレームレートが安定しないため、現状は240fpsで遊べるグラボは無いに等しい状況です。
最大fpsは144を想定して遊びましょう。
スペックを満たしていれば中古のゲーミングPCでも良い?
おすすめできません。見えないところで故障の危険性があり、修理をすると新品よりも高くつきます。
パソコンに精通している方ならともかく、ゲーミングPCを一度も手にしたことの無い方の選択肢には入りません。
\ 用途・スペック別に紹介!/