ゲーミングPCにおいて10万円は最安値に近い予算であり、10万円以下のモデルは選択肢があまりありません。
10万円以下のモデルでも「Apex Legends」や「フォートナイト」を遊べるので、予算を抑えたい方はどんな環境で遊べるかチェックする必要があります。
この記事では10万円以下で販売されているゲーミングPCや、自作する場合PC一式でどれくらい予算がかかるのかを紹介していきます。
- 10万円のゲーミングPCで何が遊べる?
- 10万円以下で購入できるおすすめゲーミングPC
- 格安ゲーミングPCの選び方・注意点
- 自作で10万円以下のPCは作れる?
- 中古で10万円以下のゲーミングPCを買っても良い?
- 格安ゲーミングPCのよくある質問
- グラボ搭載PCで最安値
└GTX1650搭載PC - 10万円以下のモデルで最高スペック
└GTX1660Super搭載PC - 予算を少し越えてもスペックにこだわるなら
└RTX4060搭載PC - ノートパソコンの最安値なら
└GTX1650搭載ノートPC
以下の記事ではゲーミングPCを安く買う方法を紹介しているので、この記事とあわせてチェックしてみましょう。
10万円のゲーミングPCで何ができる?遊べるPCゲームは?
- 10万円以下のゲーミングでもゲームを快適に遊べる
- 「Minecraft」や「Apex Legends」のような有名ゲームも快適
- 「Starfield」「サイバーパンク」のような重量級タイトルは厳しい
10万円以下でゲーミングPCを買うのであれば、安価なエントリーモデルが選択肢になります。
「GTX1650」や「GTX1660Super」といった安価なグラフィックボードが搭載されたゲーミングPCが候補です。
安価なエントリーモデルですが、「Apex Legends」や「VALORANT」といったFPSも遊べる性能となっています。
しかし、最新のオープンワールドゲームのような重いゲームや、VRゲームは快適に遊べません。
録画や配信をマルチタスクで行うのにも向いていないため、配信や録画を行うのであればもう少し予算が必要となります。
Apex Legends
- 遊べるフレームレートの最大値:120fps
- おすすめの画質設定:高設定
- 攻略情報や動画を見ながらのプレイ:fpsが低下するが可能
「Apex Legends」はGTX1650でも60fps以上、GTX1660Superならば高画質で120fpsが狙えます。
動画を見ながらのマルチタスクは可能ですが、fps値が下がるのでおすすめできません。
『Apex Legends』の推奨スペックについて解説した記事を用意してるので、そちらも参考にしてください。
フォートナイト
- 遊べるフレームレートの最大値:270fps
- おすすめの画質設定:競技設定
- 攻略情報や動画を見ながらのプレイ:問題なく可能
「フォートナイト」は軽量なゲームのため、GTX1650やGTX1660Superでも快適に遊べます。
GTX1660Superならば競技設定以下なら144fps以上も狙えるため、fps値を重視する人にも安心です。
高設定以上だと画質は上がりますが、GTX1650の場合60fpsほどのfps値となってしまいます。
フォートナイトの推奨スペックについて解説した記事を用意してるので、そちらも参考にしてください。
マインクラフト
- 遊べるフレームレートの最大値:200fps以上
- おすすめの画質設定:最高設定
- 攻略情報や動画を見ながらのプレイ:ブラウザや動画を見ながらでも快適
「Minecraft」はとても軽量なゲームのため、最高画質の設定にしても144fps以上で快適に遊べます。
マルチプレイや、ブラウザや動画を見ながらのプレイも快適です。
Java版でMODを入れた場合はスペックが足りなくなる場合もあるため注意しましょう。
MODを入れたマインクラフトの推奨スペックについて解説した記事も用意しているので、そちらも参考にしてください。
10万円以下で購入できるおすすめゲーミングPC一覧
- グラボ搭載PCで最安値
└GTX1650搭載PC - 10万円以下のモデルで最高スペック
└GTX1660Super搭載PC - 予算を少し越えてもスペックにこだわるなら
└RTX4060搭載PC - ノートパソコンの最安値なら
└GTX1650搭載ノートPC
10万円以下で購入できるおすすめゲーミングPCを紹介します。
10万円以下のエントリーモデルはストレージが小さかったりメモリが物足りない場合があります。
追加で増設する場合は更に予算が必要となるので、カスタマイズ注文は予算と相談して検討しましょう。
業界最安値のゲーミングPCなら「GTX1650搭載PC」
Lightning AH5
このモデルのメリット・デメリット
- グラボを搭載したパソコンの中で最安値
- GTX1650で3Dゲームもプレイ可能
- 高画質でのプレイや最新ゲームのプレイは難しい
- ケースが非ゲーミングPCモデルなので拡張性と冷却性能が低い
とにかく手頃で安価なゲーミングPCを探している人におすすめのモデルです。
GTX1650が搭載されており、手頃な価格ながらオンボードとは比べ物にならないほど遊べるゲームの幅が広くなります。
負荷の大きいゲームには向いていませんが、「フォートナイト」や「VALORANT」のような軽量なゲームや2Dのゲームを遊びたい人におすすめのモデルです。
- 「Apex Legends」中画質:60fps安定
- 「フォートナイト」中画質:140fps付近
- 「Minecraft」 最高画質:120fps以上
10万円ギリギリの中でスペックにこだわるなら「GTX1660Super搭載PC」
NEXTGEAR JG-A5G1D
このモデルのメリット・デメリット
- 10万円以下で購入できるゲーミングPC
- GTX1660Superで軽いゲームを高画質でプレイ可能
- FPSやTPSを遊びたいが予算を抑えたい方におすすめ
- 最新ゲームのプレイは難しい
10万円以下でなるべく性能の良いゲーミングPCが欲しいという人におすすめのモデルです。
Time Spyベンチマーク比率でGTX1650より約2倍の性能を誇るGTX1660Superが搭載されており、グラフィック性能が向上しています。
「Apex Legends」「フォートナイト」にて高画質かつ高fpsを維持できるためFPS・TPSゲームを始めたい人にもおすすめできる性能です。
予算内で少しでも高い性能のPCがほしいならこのモデルがおすすめです。
- 「Apex Legends」高画質:144fps安定
- 「フォートナイト」高画質(影なし):120fps安定
- 「ファイナルファンタジー14」 最高画質:104fps
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A5G1D』の詳細を見る
13万円で最高コスパのゲーミングPC「RTX4060搭載PC」
NEXTGEAR JG-A5G60
このモデルのメリット・デメリット
- 最新のエントリーモデルのグラボ搭載
- 最新グラボ搭載ながら15万円以下の価格
- RTXシリーズのためレイトレーシングにも対応
- 10万円をオーバーする価格
- グラボに対してCPU性能が物足りない
多少予算を越えても良い性能のゲーミングPCが欲しい人におすすめのモデルです。
2023年に発売された最新グラフィックボードであり、GTX1660Superと比較してもTime Spyベンチマークにて1.6倍高い性能のグラフィック性能となっています。
ストレージも1TBあるため、他エントリーモデルと違い多くのゲームをインストールできます。
10万円の予算を越えるものの、コストパフォーマンスに優れる高いスペックのPCが欲しい人におすすめです。
- 「Apex Legends」高画質:155fps
- 「フォートナイト」高画質:180fps
- 「Escape From Tarkov」 高画質:120fps
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A5G60』の詳細を見る
ゲーミングノートPCで10万円以下「GTX1650搭載ノート」
GALLERIA RL5C-G50
このモデルのメリット・デメリット
- 手軽に持ち運び可能なサイズ
- GTX1650が搭載されて3Dゲームもプレイ可能
- 144Hzの高リフレッシュレートディスプレイ
- ノートPCのため、後からパーツの交換が難しい
- デスクトップモデルよりも遊べるゲームの幅が狭い
デスクトップPCを置くスペースがない人や、持ち運べる手軽さを求める人にはこちらのモデルがおすすめです。
10万円以下ながらGTX1650が搭載されており、どこでも手軽にゲームを遊べる性能となっています。
ディスプレイは144Hzのリフレッシュレートとなっており、軽量なゲームであれば144fpsで遊べるノートPCとなっています。
同価格帯のデスクトップPCにはGTX1660Superが搭載されているため、比較すると性能は少し低めとなっています。
10万円以下かつゲームが快適に遊べる性能なため、手軽さと性能を両立したい人におすすめのモデルです。
- 「Apex Legends」中画質:60fps安定
- 「フォートナイト」中画質:200fpsほど
- 「Minecraft」 最高画質:200fps以上
>>公式サイトで『GALLERIA RL5C-G50』の詳細を見る
10万円以下のゲーミングPCの選び方・注意点
- ゲームを遊ぶのであればグラフィックボードは重要
- メモリは16GB以上を確保
- ストレージがSSDかどうか、容量がどれだけあるかも確認
あらかじめ自分がどれくらいのゲームを遊びたいかを検討し、予算を定めておくと低価格モデルでも失敗しません。
「Apex」や「VALORANT」のような軽量なゲームの場合はGTX1650の搭載された10万円以下のPCで遊べます。
しかし、最新のオープンワールドゲームの「Starfield」の場合、推奨スペックを満たすには17万以上のモデルが必要となります。
以下に10万円以下の予算でPCを選ぶ際に注意すべき点を紹介します。
グラフィックボードはGTX1650・GTX1660Superのどちらか
格安のエントリーモデルとなると、グラフィックボードはGTX1650かGTX1660Superのどちらかが選択肢となります。
GTX1660Superの方が性能が高いものの、1~2万の価格差が発生します。
例として、重めのゲームである「Escape From Tarkov」では、最低画質でギリギリ遊べるか中画質で安定して遊べるかの違いがでます。
予算を考えつつ画質やfpsにこだわるかどうかで選択しましょう。
10万円以下だとCPU性能はあまりこだわれない
10万円以下のPCの場合はCPUにこだわるのは難しいです。
AMDのCPUである「Ryzen 5 4500」がエントリーモデルに多く採用されており、必要十分な性能があるためおすすめです。
Intel制CPUと比較しても安価であり、ドスパラではCPUをCore i5-13400Fにするだけで3万円価格が上昇します。
安価なPCでは選択肢も多くないため、CPUにはあまりこだわらず他の部分をこだわるのをおすすめします。
メモリ量は16GB必須
メモリの量による用途
4GB | 型落ちのノートパソコンに搭載されている容量です。 Windows10を動かすだけの余裕が無いため、最新のPCには搭載されていません。 |
8GB | 一般的な家庭向け・ビジネス用パソコンに搭載されている容量です。 最近ではやや容量不足になってきているため、ビジネス用でも16GBが採用されます。 |
16GB | クリエイター向け・ゲーミングパソコンに搭載されている容量です。 10万円帯のパソコンから搭載されることが多く、最近では一般的になりつつあります。 |
32GB | ハイクラス以上のクリエイター向け・ゲーミングパソコンに搭載されている容量です。 一般的なパソコンでは必要の無い容量です。 |
メモリは16GB以上確実に確保するべきです。
同時に作業できる能力に関わるため、マルチタスクができるかどうかにも関わってきます。
古いモデルや中古PCでは8GB以下のPCも販売されていますが、現行のゲームを遊ぶには全く足りていません。
最低でも16GB、可能であれば増設して32GBにしておくとマルチタスクも快適に行なえます。
自作で10万円以下のゲーミングPCは作れる?PC初心者でも可能?
自作PCのメリット・デメリット
- 自分好みの性能で作れる
- BTOショップで購入するより安い場合も
- 古いPCがある場合パーツが使い回せる
- 難易度が高く、失敗すれば起動しない
- 保証がないためすべてを自己責任で行う必要がある
自分自身で組み立てる自作PCにチャレンジしたい人もいるかと思います。
自作PCはパーツをすべて自分で揃え組み立てるため、自分の望むままのPCを作成できます。
以下に10万円以下で安価な自作PCを組む場合どれくらいの予算がかかるかの表を記載します。
パーツ名 | 予算 |
---|---|
CPU(AMD RYZEN 5 4500) | 10,000円 |
マザーボード(B550M Steel Legend) | 15,000円 |
メモリ(8GBx2) | 5,000円 |
グラフィックボード(GTX1650) | 20,000円 |
SSD(M.2 容量1TB) | 7,500円 |
PCケース(Micro ATX対応) | 8,000円 |
電源ユニット | 8,000円 |
Windows11 OS | 19,000円 |
合計金額 | 92,500円 |
「GTX1650」と「Ryzen 5 4500」を軸に作成した場合概算でこのくらいの予算になります。
BTOショップと比較してほぼ変わらない価格か、自作の方が高くなっています。
自作PCは格安でPCを作るために組み立てるよりも、PCを自分好みにカスタマイズするために組み立てるのをおすすめします。
中古で10万円以下のゲーミングPCは買っても良い?注意点は?
- ショップや店舗の保証を受けられない
- ジャンクPCを出品している可能性がある
- 本当にスペック通りのパーツを搭載しているかチェックできない
- PCのパーツ構成に詳しくないと相場が分からない
メルカリやヤフオクでも10万円以下のゲーミングPCが販売されています。
しかし、個人が出品しているためショップで購入した場合受けられる初期不良や不具合への保障を受けられません。
また、正常に動作しないジャンク品として出品されていたり、悪意ある出品者がパーツを表記とは別のパーツに差し替えて出荷される可能性があります。
そのため、PCに詳しくない限りおすすめできません。
マウスBTOショップでは古い旧モデルを保証付きかつ安価で販売しているため、安いゲーミングPCを探している人はこちらをチェックしてみてください。
5万円以下のゲーミングPCは存在しないので注意!
Lightning AH5
現行BTOパソコンショップで販売されている最安値のゲーミングPCは上記のモデルとなります。
現行のゲーミングPCは安くても8万以上はするため、5万円以下で販売されることはありません。
仮に5万円以下でゲーミングPCを購入したい場合は、型落ちの中古パーツで自作する以外には不可能です。
ゲーミングPC一式の価格を10万円以下に抑えるのは難しい
必要な機材 | 予算 |
---|---|
パソコン本体 | 99,000円 |
モニター | 27,000円 |
マウス | 5,000円 |
キーボード | 6,000円 |
オーディオ機器(ヘッドセット) | 4,000円 |
ゲーミングPCはPC本体だけではPCゲームはできません。
画面を映すモニターや操作するためのマウスとキーボード、音を聞くためのオーディオ機器が最低でも必要となります。
そのため、10万円以下でPCを購入する場合最終的に周辺機器を合わせて13万ほど必要となります。
別々にそろえるのが面倒だったりお得にそろえたいと考える人は、マウスコンピューターの一式セットが必要な周辺機器がまとめてセットになっているためお得です。
以下の記事でゲーミングPCの一式セットにかかる金額・おすすめセットを紹介しているので参考にしてください。
10万円以下のゲーミングPCの購入に関するよくある質問
「10万円以下 ゲーミングPC」と検索した際に表示される、検索候補・よくある質問・サジェストから、関連するキーワードや回答を記載お願いします。
(記事の振り返りになっても問題ありません)
- 10万円でゲーミングPCは買える?
-
買えます。
ただし、本体は10万円以下でも周辺機器を揃えると10万円を越えてしまいます。
13万ほど予算を確保しておくと安心です。
- 『Apex』や『フォートナイト』は10万以下のPCで遊べますか?
-
遊べます。
画質設定を落とす必要があるものの、『Apex』『フォートナイト』を快適に遊べるPCを購入できます。
- 自作とBTOショップどちらで購入すれば良い?
-
不慣れならBTOショップをおすすめします。
自作はPCそのものに慣れてきた人が選ぶ選択肢となります。
価格も中古や型落ちのパーツを利用しない限り大きく差は生まれません。
- 中古で5万円以下のゲーミングPCが売ってるけどこれってお得?
-
5万円以下のゲーミングPCは型落ちの古いモデルやジャンク品、詐欺の可能性があります。
5万円以下でゲーミングPCを購入するのは不可能です。
中古品を購入するよりは安価なエントリーモデルを選んで購入しましょう。
10万以下で購入できるゲーミングPCのまとめ
10万円以下のおすすめゲーミングPC・スペックの選択肢について紹介しました。
FPSやTPSも快適に遊べるモデルも存在するので、高そうだから購入しないと最初から諦めるのではなく検討してみましょう。
以下のリンクから気になるところを振り返ってみてください。
- 10万円のゲーミングPCで何が遊べる?
- 10万円以下で購入できるおすすめゲーミングPC
- 格安ゲーミングPCの選び方・注意点
- 自作で10万円以下のPCは作れる?
- 中古で10万円以下のゲーミングPCを買っても良い?
- 格安ゲーミングPCのよくある質問
- グラボ搭載PCで最安値
└GTX1650搭載PC - 10万円以下のモデルで最高スペック
└GTX1660Super搭載PC - 予算を少し越えてもスペックにこだわるなら
└RTX4060搭載PC - ノートパソコンの最安値なら
└GTX1650搭載ノートPC
以下の記事ではゲーミングPCを安く買う方法を紹介しているので、この記事とあわせてチェックしてみましょう。
紹介!