格闘ゲームジャンルはフレーム(1/60秒)単位のゲームなので、60fps張り付きの環境を目指す必要があります。
この記事ではグラボ別のおすすめ設定、実際の動作環境について紹介していきます。
以下の記事でPC版ストリートファイター6の推奨スペックを紹介しているので、PC版で遊びたい方は参考にしてください。
PC版『ストリートファイター6』のおすすめ画質設定・グラフィック設定
- 60fpsの張り付きを目指すべき
- ボーダーレスウィンドウ起動のほうが負荷は小さい
- 入力遅延の軽減は常にONにしておこう
PC版『ストリートファイター6』における試合中のfps上限は60fpsなので、60fpsが張り付きできる環境を狙いましょう。
60fpsが安定しないとfps値のブレによって入力の反映が次のフレームにズレ込んでしまいます。
ワールドツアーにおいては120fps上限で遊べるようになるため、ゲームの快適さを求めるなら120fpsを出力できる設定にしましょう。
グラボ別のおすすめ設定
- プレイ非推奨:GTX1650、GTX1630、GTX1060
- ロースペック環境の基準:GTX1660Super、GTX1070
- ミドルスペック環境の基準:RTX2060、RTX3050
- ハイスペック環境の基準:RTX2070~、RTX3060~、RTX40シリーズ
グラフィック基本設定
内部解像度 | 3 |
AO設定(陰影強化) | OFF |
SSR(鏡面表現) | OFF |
モーションブラー | OFF |
Vsync(垂直同期) | ON |
アンチエイリアス | OFF |
被写界深度 | OFF |
グラフィック詳細設定
ライトクオリティ | HIGH |
テクスチャクオリティ | NORMAL |
メッシュクオリティ | HIGH |
シャドウクオリティ | NORMAL |
シェーダークオリティ | NORMAL |
エフェクトクオリティ | HIGH |
サンプラークオリティ | NORMAL |
ブルーム | HIGH(好みで設定) |
いずれの設定でも「モーションブラー」「被写界深度」はOFFに設定し、Vsync(垂直同期)はONに設定しています。
上記の設定で重たいと感じる場合、まずはエフェクトと影に関する設定を落としたりOFFにしていきましょう。
ベンチマークソフトでも画質調整が可能
- 任意の画質設定でテスト可能
- スコアと平均fps値を記載してくれるのでプレイ環境でのブレが分かる
- 基本的にはスコアが100であればfps値のブレが無くなる
ベンチマークソフトでは平均fps値を表示してくれるため、より60fpsに近い環境をテストするために役立ちます。
推奨スペックなどを見てもよくわからないという方はベンチマークソフトをインストールし、動作できるかどうかを確認してみましょう。
筆者の動作環境を紹介(最高画質・60fps張り付き)
CPU | Core i7-12700F |
GPU | RTX3070Ti |
解像度 | 1920 * 1080 |
メモリ | 32GB |
画質設定 | モーションブラーOFF 被写界深度OFF 影とエフェクト高画質 それ以外は最高画質設定 |
上記はベンチマークソフトを利用した結果とスペック・動作環境になります。
ベンチマークソフトだけでなく、ゲーム本編でも同じfps値が出力されていることを実際にプレイして確認済みです。
ただしバトルハブ・ワールドツアーはベンチマークソフトでは120fps値を切っているものの、製品版では120fps張り付きが可能でした。
入力遅延を軽減する設定方法
- 画質設定を下げる
- 入力遅延の軽減をONにする
グラフィックの設定画面から「入力遅延の軽減」をONにできます。
基本的にはあらゆる環境でONにしておくべき設定なので、まずはこの項目は必ず設定しましょう。
『ストリートファイター6』の動作がカクカクする場合の対処法
スト6が60fps以上にならないのはなぜ?
バトル中は最大60fpsとなるのは仕様です。
メニュー画面やバトルハブ・ワールドツアーでは120fpsで表示ができます。
fps値の表示がブレる原因と対処法は?
垂直同期がオフになっている、影やエフェクトの設定が高すぎる可能性があります。
また、グラフィックボードのドライバーを更新していない可能性があります。
ウィンドウモードにするとカクついて見える場合は?
基本的にフボーダーレスウィンドウ起動のほうが低負荷です。
ウィンドウモードで遊ぶ場合は画質を少しずつ落としていきましょう。
『ストリートファイター6』のおすすめ画質設定・グラフィック設定のまとめ
ベンチマークソフト・製品版のどちらでも良いので、スペックに不安がある方はスペックを少しずつ下げて60fps張り付きを目指しましょう。
最大fps自体は120fpsですが、試合中のfpsは60fpsに固定されている点は注意してください。
以下の記事でPC版ストリートファイター6の推奨スペックを紹介しているので、PC版で遊びたい方は参考にしてください。