「ツイキャス」は若年層に人気な配信サイトとして知名度が高く、ゲーム実況で人気になった配信者もたくさんいます。
この記事では配信サイト選びに迷ってる方やツイキャスで配信しようと考えている方に向け、ツイキャスの特徴と配信方法を解説していきます。
アカウントの取得から実際に配信する流れを掲載しているので、はじめて配信をする方は参考にしてください。
ツイキャス以外のおすすめ配信サイトの特徴・比較を以下の記事にまとめているので、配信サイト選びの参考にしてください。
ツイキャスの特徴・メリット・デメリット
メリット | デメリット |
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すべての機能を無料で利用できる 収益化の条件がかなり易しい スマホだけでゲーム実況ができる Twitterのフォロー数が多いと有利 配信のアーカイブを無制限に残せる | 国内での人気はYouTubeより低い 実況者本人の人気が無いと伸びない PCでしか遊べないゲームや、コアすぎるゲームの実況には不向き |
ツイキャスはその名の通りTwitterと連携できる配信サイトであり、SNSのように気軽な配信ができるサイトです。
視聴者の特徴として10代・20代の若年層に偏っているため、ツイキャス内で流行しているゲームは少し独特です。
スマホしか持っていない視聴者も多いので、PCでしか遊べないゲームや、コアすぎるゲームの実況には不向きと言えます。
視聴者層に女性が多いのも特徴の1つで、自分の声に自信がある方、セルフプロデュースが得意な方には向いているサイトです。
ただゲームが上手いだけでは伸びにくいこともあり、実況者本人のカリスマ性や面白さが問われる点ではハードルが高いとも言えます。
スマホ1つでも配信でき、PCや家庭用ゲーム機を持っていなくともゲーム実況ができるのも大きなメリットです。
しかし自由度は低く、スマホのスペックと回線の品質に大きく左右されてしまうのでおすすめとは言いがたい配信方法です。
ただし動画投稿機能は無いため、YouTubeにアーカイブをアップロードして使い分けると良いでしょう。
Twitterとの連動でファン層を獲得しやすい
ツイキャスはその名の通りTwitterとの親和性が高いサイトなので、Twitterと連携して視聴者を増やす取り組みを行いましょう。
Twitterアカウントがあれば配信通知をツイートとして投稿できるので、フォロワーがツイキャスの視聴者になる可能性を秘めています。
もちろんTwitter以外のSNSとも連携できるので、持っているSNSアカウントの影響力が強力なほどスタートダッシュを切りやすいサイトです。
視聴者がツイキャスで書いたコメントをTwitterにも投稿できる機能があるので、そのツイートを見たフォロワーが視聴してくれるかもしれないので、Twitterのフォロー数は積極的に増やしていきましょう。
ツイキャスにおける収益化のしくみについて
- 直近3か月の累計視聴時間が100時間以上(投げ銭機能)
- 直近3か月の累計視聴時間が1000時間以上(動画収益)
- 18歳以上であること
- 身分証明書を提出できること
ツイキャスは他サイトよりも「視聴者に支援してもらう」ことで収益になる機能が豊富です。
収益化自体は非常に簡単かつ条件がゆるく、上記の項目に当てはまる配信者が利用できます。
具体的には以下のような収益化方法があります。
キートス | 配信者が企画を作り、企画に対するスポンサーとして 投げ銭ができる機能 |
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動画収益 | 視聴時間や録画の再生回数など 動画の成果に対する収益 |
アイテム | ・リスナーが購入できるアイテムをもらうと 収益になる ・一般的な投げ銭と違い 配信者が特別なお礼を設定できる |
キャスマ | ツイキャスが運営しているオンラインストアで チケットやデジタルコンテンツを販売できる |
とくに「キートス」は他のサイトにはない収益化方法で、面白い企画に対して視聴者が投資できる機能です。
クラウドファンディングに近く、スポンサーとして投資してくれた視聴者に対して金額に応じたお礼を設定できます。
お金がかかる企画を視聴者に強力してもらうだけではなく、日常の生活を支えてもらうような使い方もできるので、固定ファンが多ければ多いほど使いやすい機能です。
デジタルコンテンツを配信できる「キャスマ」も用意されているので、ゲーム実況以外にもボイスや自作の音楽で収益化ができます。
「プレミア配信」というチケットを購入したユーザーのみが視聴できる特別な配信も用意されています。
ツイキャスで実況配信をする方法・実際のやり方
前提として、配信用に使うTwitter・Facebook・Instagram・mixiのアカウントが必要です。
別途専用のツイキャスアカウントを取得することもできますが、SNSとの連携がなければあまりツイキャスで配信する意味がありません。
実際に配信するには、ツイキャス画面上部の「配信する」をクリックしてください。
「ブラウザ配信」「ツール・ゲームズ配信」の2種類を選べますが、ゲーム実況なら「ツール・ゲームズ配信」を選びましょう。
「ツール・ゲームズ配信」を選択すると、配信のプレビュー画面に移動します。
この画面で配信の詳細を設定できます。
入力する項目は以下の通りなので、実況配信の趣旨にあった内容を入力しましょう。
項目名 | 項目の概要 |
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ライブの名前を 変更 | ・配信のタイトル 簡潔に分かりやすく実況配信の内容を説明する ・ゲームタイトルを先頭に入れると分かりやすい |
配信カテゴリ | ・配信するゲームを検索し カテゴリとして入力する(例:Apex Legends) ・このカテゴリがあると 特定のゲームで探している人に見つけてもらいやすい |
公開範囲 | ・「全体公開」「グループ限定配信」「プライベート配信」の 3種類から設定可能 |
画質 | ・「標準」「超高画質」の 2種類から設定可能 ・超高画質は1920 x 1080・6Mbpsに対応 |
ハッシュタグ | ・配信告知をする際 自動でハッシュタグつきの投稿を行う |
開始 メッセージ | ・放送開始時にコメントを表示でき 何をするのか、何分後に始まるのかなどをコメントできる |
配信マネージャーの設定が終わったら、設定画面の「RTMP URL」と「プライマリストリームキー」をコピーして使用している配信ソフトにペーストしましょう。
あとは配信ソフト側でマイクやゲーム音の設定をすれば配信が可能です。
2020年8月末からはブラウザ・アプリからYouTubeの動画・クリップ動画を流せる機能が追加されています。
以下の記事で使い方と注意点について解説しているので、動画を配信上に流したい方は参考にしてください。
ツイキャスの実況配信に必要な機材
必要な機材 | 概要 |
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配信用PC | ・PCがあれば、高品質の実況配信が可能 ・FPS・TPSゲームなど高い処理能力が求められるゲームには ゲーミングPCが必須 ・一般のPCなら6万円~10万円 ゲーミングPCなら10万円~30万円程度の価格 |
キャプチャー ボード | ・PCとキャプチャーボードがあれば ほぼすべての配信方法を利用可能 ・価格は1万円~3万円 ・必ずパススルー機能を搭載している製品を選ぶべき |
マイク | ・ゲーム実況の要となるデバイスであり 音質が悪いと視聴者離れにつながる ・音質にこだわるなら コンデンサーマイクがおすすめ(5,000円~3万円程度) |
ヘッドホン イヤホン | ・音漏れによるハウリングをさせないために 必要なデバイスです ・安物でも問題ないが FPSゲームには音質の良いヘッドホンが必須 |
モニター | ・実況配信をする際には デュアルモニターがおすすめ ・キャプチャーボードのパススルー機能を使うなら 2枚は必須 |
配信に必要な機材をまとめると、上記の通りです。
PCを持っていないと配信できるサイトやゲームが一気に減ってしまうため、本格的に配信するなら配信用PCは必須です。
家庭用ゲーム機を実況配信するならPCとキャプチャーボードが必要になり、PS4だけの実況配信ならPS4単体でも配信できるので必要な予算は大きく変わります。
キャプチャーボードがあれば家庭用ゲーム機だけではなく、スマホアプリも配信できるので一気に配信の幅を広げてくれます。
必要な機材1つ1つの解説をまとめた記事も用意しているので、これから機材を用意する方は参考にしてください。
ツイキャスでは、顔出し配信も人気です。
顔出しをするならWebカメラやクロマキー素材も必要なので、そちらも検討してみましょう。
ツイキャスの実況配信に関するよくある質問
- ツイキャスの実況配信は無料で利用できる?
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実況配信だけなら無料で利用できます。
配信に有料のチケットを設定する「プレミア配信」を利用する場合は有料となります。
- ツイキャスでゲーム実況配信する場合のおすすめPCは?
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こちらの記事で配信用のおすすめPCを紹介していますのでぜひ参考にしてください。
- ツイキャスで実況配信を行うやり方は?
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配信方法を参考にしてください。
- ツイキャスで配信する場合、OBSなどキャプチャソフトは必要?
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ツイキャスは配信機能を搭載しているため、OBSを使用しなくても配信が可能です。
- ツイキャスによる実況配信で収益化は可能?
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ツイキャスの収益化の仕組みにより、実況配信で収益化は可能です。
ツイキャスの実況配信について・やり方のまとめ
ツイキャスはSNSと連携してこそ強みを発揮できる配信サイトなので、Twitterのアカウントを活用して視聴者を増やす取り組みが必要です。
収益化についてはコアなファンが多いほど収入も増えていくので、とにかく視聴者を一番に考えた配信をしましょう。
投げ銭に対するお礼をしっかりと設定したり、配信中のコメント読み上げなど細かい気配りが重要です。
視聴者を取り入れるにはツイキャスの層にあったゲームタイトル選びや、企画選びのセンスが問われるので、流行を読むのが得意な方はツイキャス向きだと言えます。
セルフプロデュースに長けた人や、顔出しできる自信のある方・声に自信のある方にもおすすめのサイトです。
ツイキャス以外のおすすめ配信サイトの特徴・比較を以下の記事にまとめているので、配信サイト選びの参考にしてください。