この記事ではYouTuberが実践している収益化のためのテクニックを解説していきます。
収益化を目指している方でも意外なテクニックの発見だったり、自分のミスに気がつけるかもしれません。
紹介している方法は誰でも実践できる基礎中の基礎なので、まずは記事をチェックしてみましょう。
実際にYouTubeで配信・動画投稿をするやり方をまとめた記事も用意しているので、これからYouTubeで活動する方は参考にしてください。
YouTubeチャンネルを収益化するまでの最新の条件を解説
- 収益化するチャンネルがYouTubeポリシーに反していないこと
- 公開動画が1年以内に4,000時間以上再生されていること
- チャンネル登録者数が1,000人以上であること
- 満18歳以上であること、もしくは支払いに対応可能な保護者がいること
YouTubeチャンネルを収益化するには、前提として上記の条件をクリアしてなければいけません。
最もハードルが高い項目は「チャンネル登録者数が1,000人以上であること」なので、チャンネル登録者数を増やす取り組みを行いましょう。
ただし真っ当な手段でチャンネル登録者数を増やす必要があります。
中身のない文字動画や、アダルトコンテンツで視聴者を釣るような動画を投稿してしまうと、コンテンツポリシーに反する内容なので収益化からさらに遠のくことになります。
YouTubeで収益化するために必ずやるべきテクニック
- 高解像度・高画質・高音質は最低限満たしておこう
- SNSアカウントと連携して伝える機会を増やす
- 毎週決まった時間に動画投稿・配信をする
- チャンネル登録をうながす画面構成と説明文にする
- 検索キーワードを意識してタイトル・説明文・タグを入れる
- ワンパターンなサムネイルを使い回さない
この項目ではYouTubeチャンネルを収益化するために必ず行うべき基礎テクニックを解説していきます。
人気YouTuberならば絶対に実践しているテクニックなので、チャンネル登録1,000人を目指すなら1つ1つクリアしていきましょう。
高解像度・高画質・高音質は大前提
- 1,080p 60fpsの高解像度がおすすめ
- 配信なら6,000kbpsの高ビットレートがおすすめ
- 音質は最低でも128kbpsが必要
- 声を入れるためのマイクは絶対にこだわるべき
- マイクにノイズや呼吸音を入れてはならない
YouTubeで動画投稿・配信を行うなら、高解像度・高画質・高音質は大前提です。
画質が悪かったり、音質が悪かったりすると、それだけで「うわ…見るのやめよう…」と視聴者に嫌悪感をあたえてしまいかねません。
マイクについては高音質のコンデンサーマイクやポップガードを用意すると、余計な環境音やリップノイズを防げるのでおすすめです。
SNSアカウントと連携して伝える機会を増やす
- 動画を投稿するタイミングを告知する
- 動画を投稿した瞬間や配信開始・終了時に告知する
- 動画や配信の切り抜き(クリップ)を作成して見どころを紹介する
- ゲーム名やテクニック名などのキーワードは必ず含める
- 積極的にハッシュタグを利用してトレンドに絡んでいく
- 絵文字や画像を使って画面占有率を増やす
いろんな人に動画・配信を見てもらうためには、Twitterアカウントも同時に開設してガンガン利用していきましょう。
告知用に使うのはもちろんですが、クリップを含めたリツイートされやすい投稿が登録者数を増やすには効果的です。
配信告知とクリップだけでは少々業務的にも感じてしまうので、今遊んでいるゲームについて少し情報を出していくと良いでしょう。
例えば「今○○遊んでます!配信予定!」とツイートしておくだけで、最新ゲームなら情報を追っている人に向けてアピールができます。
毎週決まった時間に動画投稿・配信をする
- 1週間に投稿する動画数や、配信日程を決める
- 毎回必ず同じ時間に動画投稿・配信をする
- 動画投稿が遅れる or 遅れた場合は必ずSNSで発信する
毎週決まった時間に動画投稿・配信をすると、視聴者の習慣として根付いてくれるため、一度つかまえたコアなファンが離れにくくなります。
動画なら予約投稿機能があるので、決まった時間に投稿するのは簡単です。
動画投稿者・配信者の中には「毎週○曜日は△の実況を行う」とルーティーン的にスケジュールを組んでいる方もいるので、複数のタイトルを同時進行するならおすすめの方法です。
この方法なら視聴者が見逃しにくく、最初から見るつもりがないコンテンツはスルーできるためです。
ただしゲームの発売直後であったり、ブームが来ているゲームタイトルを実況する場合はその限りではありません。
旬なゲームは検索からの流入を見込めるので、とにかくスピード命です。
YouTubeチャンネルには「コミュニティ」という掲示板のような機能もあるので、そちらも活用しましょう。
コミュニティは画像とメッセージの掲載ができるので、動画の進捗であったり、次の予定を書き込んでおくと効果的です。
動画を投稿・配信せずとも投稿チャンネル一覧の更新にも反映されるため、登録者がチャンネルを触れる機会を手軽に増やせます。
チャンネル登録をうながす画面構成と説明文にする
「チャンネル登録者数が1,000人以上であること」が収益化における最大の壁になるので、チャンネル登録をうながす構成が必要です。
最大手YouTuberのヒカキンさんを参考に見ていきましょう。
多くのYouTuberは動画・配信説明欄のトップに「チャンネル登録はこちら」という風にひと目でチャンネル登録ができるようにリンクを貼り付けています。
1行目にチャンネル登録をうながすリンクを貼り付けると折りたたみ部分を開かなくても確認できるので、説明欄においては最も効果的なテクニックです。
動画の最後には必ずチャンネル登録と前後の動画を紹介する「終了画面」を追加しましょう。
チャンネルアイコンをクリックするだけでチャンネル登録ができるので、手軽な上に効果的です。
そもそも最後まで動画を見てくれた方(つまり動画を面白いと感じた人)のみが見れる画面なので、効果はバツグンです。
一見すると複雑な編集のように見えますが、実は簡単な手順で画面は構成できます。
ただし動画編集時点でこの終了画面を意識した画面構成にしておく必要があるので、かならず動画の最後にチャンネル登録用の時間を設けましょう。
終了画面の作成方法・テンプレートのダウンロードについては以下の記事で解説しているので、この記事とあわせて参考にしてください。
検索キーワードを意識してタイトル・説明文・タグを入れる
YouTubeの動画を見つけてもらうには「Google検索」「YouTube検索」にひっかかるようなワード選定を行う必要があります。
とくに動画タイトル・動画説明欄・タグは検索において重要な項目なので、必ず動画の趣旨とゲーム名を含めるようにしましょう。
ワンパターンなサムネイルを使い回さない
動画投稿の重要なテクニックとして、サムネイルの使いまわしは厳禁です。
Part数で分けて動画を投稿するシリーズものの動画場合でも、パート数の文字を変えるなどの必要があります。
関連動画や検索結果に同じサムネイルが並んでいると動画の内容が伝わってこないので、同じサムネイルは悪手です。
逆に配信を行う場合は、同じ配信者だということが分かるのでサムネイルを使い続けるのは悪い手段ではありません。
YouTubeで絶対に気をつけるべき著作権について
ゲームのタイトル、ゲームを配信して良いかどうかは企業やメーカーによって異なります。
任天堂のガイドラインを例に挙げると、個人かつガイドラインを守っていれば収益化した上でも配信して良いとされています。
配信サイトによってもガイドラインが異なるので、その点も要チェックです。
ニコニコ動画を例に挙げると、任天堂のゲームを実況するなら「任天堂ゲーム配信」のタグを設定する必要があります。
『ペルソナ3 ポータブル』リマスター版 動画・生放送等配信ガイドラインのお知らせ | ペルソナチャンネル https://t.co/I2f7OfgQ2A #P3P
— モルガナ_ペルソナ広報 (@p_kouhou) January 12, 2023
ゲームの販売元による制約の例としては、アトラス制作の『ペルソナ3ポータブル』が有名です。
ペルソナ3ポータブルはアトラスが配信できる条件を決めており、これを超過すると最悪の場合は法的措置をとられる可能性があります。
ゲームメーカーを守るためにも、配信者としての権限を守るためにも、著作権は絶対に破ってはいけません。
YouTubeで収益化を目指す方法まとめ
YouTubeで収益化を目指すには、まずは紹介したテクニックを実践して地道に動画を投稿・配信していきましょう。
そのためには何よりも視聴者を意識した動画づくり・環境づくりが重要なので、SNSやチャンネルの連携が必須です。
YouTubeの性質上いきなり伸びることはありませんが、一度1,000人を超えるとさらに伸びしろが期待できます。
収益化はあくまでもYouTubeで本格的に実況者をはじめるための入り口なので、ゴールではなくスタートだと意識を引き締めていきましょう。