2017年2月にリリースされた『the Hunter: Call of the Wild(ザ ハンター:コール オブ ザ ワイルド)』は、オープンワールド形式のマップを舞台に野生動物をハンティングしていく狩猟シミュレーションです。
初期の頃から家庭機版よりPC版が快適に遊べるタイトルとなっていて、エディション内容と要求スペックは徐々に変化してきました。
「ゲームの仕様」と「機種・PCスペック」で変わるプレイ環境の違いについて、下記の項目に分けて詳しく解説していきます。
- 動作環境・推奨スペックを知りたい
- 低価格PCやノートパソコンでも快適に遊べるのか?
- the Hunterの各エディションを紹介
- PC版と家庭機版の違い
- the HunterにおすすめなゲーミングPC紹介
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCについて知りたい方は以下のリンクからジャンプできます。
- なるべく安く遊びたいなら「おすすめ低価格モデル」
- 高fps環境で遊びたいなら「おすすめ高コスパモデル」
- 4K環境で遊びたいなら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンで遊びたいなら「高コスパ&高性能モデル」
\用途・スペック別に紹介!/
以下の記事で派生作品となるオープンワールド釣りゲー『Call of the Wild: The Angler』の推奨スペックを紹介しているので、そちらも視野に入れる場合は要チェックです。
『the Hunter: Call of the Wild』の推奨スペック・動作環境
『the Hunter: Call of the Wild』は大自然の複雑なグラフィック処理を求められるタイトルで、場所やPCスペックによってはfps値が不安定になるゲームです。
快適に遊ぶなら144fps以上を安定して出せるゲーミングPCが理想ですが、予算が厳しいなら最低限60fps張り付きでプレイできるPCを用意しましょう。
まずは下記からSteam公式が公開している動作環境を確認してみましょう。
ゲーミングPCのスペック予備知識まとめ
fpsは「Frames Per Second」の略であり、1秒に何回のフレーム(画面)を出力できるか?という意味です。
ゲームにおけるフレームレートとは「画面の滑らかさ」を意味しているため、fpsが高ければ高いほどゲームが快適になります。
パラパラ漫画で例えると1秒間にめくる漫画の枚数が多い状態が「fpsが高い」状態であり、漫画の枚数が少ない状態が「fpsが低い」状態です。
上記の画像のとおり、壁から敵が出てくるようなシーンでは明らかに高fpsが有利ということがわかります。
最低スペック・最低動作環境
CPU | Intel i3-4170 |
メモリ | 4GB |
GPU | GTX660 |
最低動作環境の「Intel i3-4170」は新品で入手するのは困難です。
「GTX660」はFHD通常品質の設定で、フレームレートが最大で20fps前半まで落ち込むほど性能が低いグラフィックボードとなっています。
最低動作環境というのはゲームを起動するのにギリギリの性能を表記したものなので、快適にプレイするためのスペックとして参考になりません。
推奨スペック・推奨動作環境
CPU | Intel i7 Quad Core |
メモリ | 8GB |
GPU | GTX760 |
推奨動作環境に表記されているスペックは最低動作環境よりも少しずつ上がっていますが、それでもマシンパワーが足りているとは言えません。
『the Hunter』で一番重要なGPUは「GTX1650」クラス以上の性能がなければ、「FHD通常品質」で60fps以上を出せず快適にプレイできません。
公式ページの動作環境はリリース直後のものなので、アップデートを重ねたタイトルでは引き上げられた要求スペックに合わせてPCを用意する必要があるのです。
ゲーマー向けスペック・おすすめ動作環境
CPU | Core i5-12400 |
メモリ | 16GB |
GPU | GTX1660super |
数あるPC構成から、当サイトがオススメするスペックは上記の通りです。
GPUは「FHD通常品質」でも144fpsを安定して狙える「GTX1660super」以上をおすすめします。
CPUは「Core i5-12400」で予算を抑えた構成となるため、マルチタスクな使い方で遊びの幅を広げてプレイしたい方には「Core i7」搭載モデル選びましょう。
- the Hunterはグラフィックボード無しでも遊べる?
-
不可能です。CPUの性能によっては起動できるかもしれませんが、ゲームにはなりません。
- スペックを満たしていれば中古のゲーミングPCでも良い?
-
おすすめできません。見えないところで故障の危険性があり、修理をすると新品よりも高くつきます。
パソコンに精通している方ならともかく、ゲーミングPCを一度も手にしたことの無い方の選択肢には入りません。
安いゲーミングPCでも『the Hunter』の快適プレイは可能?
『the Hunter: Call of the Wild』は「少人数・低予算」を前提に開発されたインディ系のゲームなので、安いゲーミングPCでも快適にプレイできます。(開発元 Expansive Worlds)
ロースペックモデルの動作環境は「FHD通常品質」で60fps程度まで狙うことができますが、fps値を安定させるなら設定を低品質まで落とす必要があります。
画質を落とさずにフレームレートも稼ぎたい方は、ミドルスペック以上のゲーミングPCをオススメします。
安いゲーミングPCのおすすめモデルを紹介した記事も用意しているので、予算にこだわる方は要チェックです。
ノートパソコンでも『the Hunter』を快適に遊べる?
ゲーミングノートPCなら『the Hunter: Call of the Wild』を快適にプレイできますが、注意するべきポイントがあります。
基本的にパーツ交換を後から出来ないため、最初からミドルクラス以上のスペックを用意して短い周期での買い替えを防ぐ必要があります。
また外に持ち出して使えるコンパクトなサイズですが、wifiなどの無線接続より光通信を使った有線接続の方が快適なプレイ環境で遊べます。
当記事では『the Hunter』を長く快適に遊べるゲーミングノートPCを紹介しているので参考にしてみてください。
\用途・スペック別に紹介!/
『the Hunter: Call of the Wild』おすすめゲーミングPC
シューターゲーム歴13年の現役プレイヤーが厳選したゲーミングPCをBTOパソコンショップから紹介していきます。
どれも推奨スペックを超える性能を持っているので、パソコン初心者でも自分の用途に合わせれば目当てのゲーミングPCを購入できます。
ゲーミングPCの選び方について解説した記事も用意しているため、そちらも参考にしてみてください。
なるべく安く「the Hunter」を遊びたい方へ
NEXTGEAR JG-A5G1D
上記のモデルなら「FHD通常品質」で60fpsを狙える性能となっているため、『the Hunter』を取り敢えず低予算で始めたい方にオススメです。
通常品質でも条件によっては60fpsを下回ることがあるので、操作性の低下を抑えるなら低品質に設定してフレームレートを安定させる必要があります。
「FHD高品質」まで設定を上げてしまうと60fpsを下回るため、高品質な設定でプレイしたい方にはミドルスペック以上のPCが必要です。
>>公式サイトで『NEXTGEAR JG-A5G1D』の詳細を見る
少しステップアップして高fpsを狙うなら
GALLERIA RM5C-R46
上記のモデルなら「FHD通常品質」でも130fps程度まで狙える性能で、画質を維持したままでも安定したフレームレートでプレイできます。
「FHD超品質」でも90fpsまで狙うことができるので、グラフィック処理に負担が掛かる場面でも60fpsを切ることはないほどの性能です。
数年間はアップデートを重ねた「the Hunter」でも快適に遊べるため、どのPCを選んで良いか分からない方に「価格帯とコスパ」の面で一番オススメできるモデルです。
このクラスからはfps制限を受けないように、144hz対応モニターを用意すると良いでしょう。
>>公式サイトで『GALLERIA RM5C-R46』の詳細を見る
高画質かつ高fps・4Kで「the Hunter」を遊びたい方へ
GALLERIA XA7C-R47
上記のスペックなら「FHD通常品質」で200fpsを狙えて画質設定を「FHD超品質」まで引き上げたとしても170fpsまで狙える性能があります。
さらに4K画質でも70fpsまで狙えるので、作り込まれた「the Hunter」の世界観を最高の環境でプレイしたい方にオススメのモデルとなっています。
他タイトルでも快適にプレイできて、数年間は買い替えの必要がないコストパフォーマンスに優れたゲーミングPCと言えるでしょう。
合わせて240hz対応のゲーミングモニターを用意すると良いでしょう。
ノートパソコンでthe Hunterを遊ぶなら
GALLERIA XL7C-R45
「the Hunter」を外出先でも滑らかなプレイ画面でサクサク遊びたい方には、上記のモデルがオススメとなっています。
ノートパソコンでありながら「FHD通常品質」で144fpsを狙えて「FHD超品質」でも130fps程度まで狙える性能です。
ディスプレイには144hz対応ディスプレイを標準搭載しているため、fps制限を受けることもなくカジュアルに最高のプレイ環境で遊べる仕様となっています。
『the Hunter: Call of the Wild』はどのバージョンを買えばいいの?
『the Hunter: Call of the Wild』のSteam版には、「5つのエディション」と「DLC単品」が追加コンテンツとして用意されています。
その中でも広大なマップの移動手段として活躍するバギーだけは、パック内容に含まれていなくても後からDLCで入手することをオススメします。
どれを購入するか迷っている方に向けて、特典内容の違いについて解説していくので参考にしてみてください。
『the Hunter』 本編のみを最初に購入してしまうと、後からセット買いができなくなってしまうので「本編+特典パック」での購入をオススメします。
- 『the Hunter』本編のみ 2,050円
- スターターバンドル 3,040円「25%オフ」
- シルバーバンドル 3,943円「25%オフ」
- ゴールドバンドル 4,864円「25%オフ」
- ダイヤモンドバンドル 6,051円「29%オフ」
- コンプリートコレクション 11,445円「23%オフ」
スターターバンドル「3,040円」25%オフ
- 『the Hunter』本編
- マップ2つ追加
- 猟犬(ブラッドハウンド)」追加
「猟犬・武器1つ・マップ2つ」のみが追加されるバンドルで、コンテンツのボリュームが少ないシンプルなパック内容となっています。
本編のみ購入するよりはお得な選択肢といえますが、予算が許すなら最低でもシルバーバンドル以上のエディションをオススメします。
シルバーバンドル「3,943円」25%オフ
- 『the Hunter』本編
- マップ2つ追加
- DLC 武器パック1つ追加
- 各種武器スキン
- 車両「バギー(ATV SABER 4X4)」追加
- 特殊なアイテム(テント)
シルバーバンドルは価格が抑えられたエディションですが、バギーとテントなどの便利アイテムが含まれています。
バギーは広大なマップで高速移動が可能になり、テントは設置地点で「アイテム購入・ファストトラベル」などができるため狩猟の効率が上がります。
ゴールドバンドル「4,864円」25%オフ
- 『the Hunter』本編
- マップ2つ追加
- DLC 武器パック3つ追加
- 各種武器スキン
- 車両「バギー(ATV SABER 4X4)」追加
- 猟犬(ブラッドハウンド)追加
- 特殊なアイテム(テント)
シルバーバンドルに「武器パック2つ」と「猟犬」が追加されたエディションとなっていて、武器のコンプも含めて楽しみたい方にはオススメです。
マップが2つのみの追加となっているので、物足りないと感じたら自分に合いそうなステージをDLCで追加していく必要があるでしょう。
ダイヤモンドバンドル「6,051円」29%オフ
- 『the Hunter』本編
- DLC マップ4つ追加
- DLC 武器パック3つ追加
- DLC 装備パック3つ追加
- 各種武器スキン
- トロフィーロッジ 2つ追加
- 特殊なアイテム(暗視装置・ツリースタンド・トライポッド・マガモ型デコイ)
価格とパック内容のバランスを取るなら「マップ4つ・武器・装備」などが詰まったダイヤモンドバンドルがオススメです。
「獲物などを飾れるロッジ」や「暗視装置・クロスボウ」などの特殊なアイテムも含まれていて、銃器以外の要素でも狩りを楽しめるパックです。
コンプリートコレクション「11,445円」23%オフ
- 『the Hunter』本編
- 全てのDLC(※コンプリートコレクション購入後の、新DLCは追加されない)
コンプリートコレクションは最上級のエディションとなっていて、現在リリースされている全てのDLCが詰め込まれたパックとなっています。
『the Hunter』を徹底的に遊びたい方にオススメですが、最も高額なセットなのでバンドルとDLCの組み合わせを厳選して購入するのも良いでしょう。
\用途・スペック別に紹介!/
「家庭機版・PC版」のプレイ環境を比較解説
家庭機版の「PS4版・Xbox One版」は輸入版のみの販売となっているため、日本語化対応のPC版で遊ぶ方が快適なプレイ環境と言えます。
家庭機版とPC版ではクロスプレイ未対応となっていますが、PC版の「Steam版」と「Epic Games版」のストア間では可能になっています。
ストア間でのクロスプレイには「Avalanche Apex Connect」というツール内で、フレンドに招待を送ってプレイする必要があります「Avalanche Apex Connect 公式」
「Steam版」の育てたデーターを「Epic Games版」に途中から移行することや、その逆もできないので購入先は厳選しましょう。
下記のエディションを比較してみると、「Epic Games版」より「Steam版」の方が価格が抑えられているのでオススメです。
エディション | 「Steam版」購入価格 | 「Epic Games版」購入価格 |
---|---|---|
スターターバンドル | 3,040円 | 3,080円 |
シルバーバンドル | 3,943円 | 4,180円 |
ゴールドバンドル | 4,864円 | 5,180円 |
ダイヤモンドバンドル | 6,051円 | 6,180円 |
コンプリートコレクション | 11,445円 | ー |
\用途・スペック別に紹介!/
ゲーミングPCはBTOパソコンショップで買うのがおすすめ
ゲーミングPCを購入するなら「BTOパソコンショップ」がおすすめです。
BTOパソコンショップならパソコンを注文する際にパーツを変更して自分好みにカスタマイズができ、真に自分が欲しいスペックを持ったゲーミングPCが手に入ります。
「ゲーミングPCなら自作が安い」という情報から自作も視野に入れている方もいると思われますが、以下に当てはまる方のみしかおすすめしません。
自作PCが向いているのはこんな人!
- 安いパーツを選定でき、相場変動について詳しい
- パーツ同士の相性について知っている
- トラブル時のサポートが不要
なぜならBTOパソコンショップは大量にパーツを仕入れているのに対し、自作では小売分の料金が上乗せされているためです。
サポートについても多くのショップが力を入れており、メール・電話・チャットでの連絡に対応しているのでパソコン初心者にはうってつけです。
ゲーム用に家電量販店のパソコンを買うのは厳禁
- 割高かつ最新のゲーミングPCはまず売っていない
- サポートは手厚いものの、その分割高
- 有料セキュリティソフトや光回線など、セット売りを勧めてくる
家電量販店でゲーミングPCの購入は絶対におすすめできません。
なぜなら多くの家電量販店ではゲーミングPC自体を取り扱っておらず、取り扱っていても最新のグラボを積んだモデルはほぼありません。
あくまでもパソコン自体に疎い方へ向けた商売ですので、当サイトのようなメディアサイトをあらかじめリサーチできる方にとってはデメリットだらけです。
BTOパソコンショップで買うならセールが狙い目
BTOパソコンショップはセールが開催されるタイミングがあり、人気のモデルの割引・PCゲームの付属・ポイントでのキャッシュバックなどが実施されます。
値引き率の高いセールを探しているなら、『マウスコンピューター』「FRONTIER(フロンティア)」のセールがおすすめです!
- マウスコンピューターは隔週更新のセールが常時開催
- フロンティアは毎週更新・毎月更新のセールが常時開催
『マウスコンピューター』はゲーミングPC・クリエイター向けPC・ゲーミングノートPCなど割引対象のモデルが豊富なセールを開催しています。
「FRONTIER(フロンティア)」はゲーミングPCをとにかく安く手に入れられるセールを開催しており、最新パーツ搭載モデルもセールで購入できます。
以下の記事でBTOパソコンショップの最新セール情報を紹介しているので、安いゲーミングPCを探している方は参考にしてください。
BTOパソコンショップごとの特徴・ラインナップ
ショップ名 | 値段 | 出荷速度 | サイトの利便性 | サポート | セール内容 |
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
FRONTIER | |||||
パソコン工房 |
当サイトでは上記4サイトをおすすめしていますが、中でも「ドスパラ」と「マウスコンピューター」がゲーミングPCの購入におすすめです。
ドスパラは業界で最速の出荷速度があるので、「一刻もはやくゲーミングPCが欲しい!」という方におすすめのBTOショップです。
マウスコンピューターはサポートの手厚さとセールでの値引き率の高さから、ゲーミングPC初心者にうれしい特典が揃っています。
- パソコン初心者でも使いやすいサイトであること
- お得に購入できる方法がある、もしくは基礎価格が安いこと
- 決済方法が豊富、クレジットカード以外にも支払い方法があること
今回ラインナップしているおすすめBTOパソコンショップの基準は上記の通りです。
パソコン初心者でも分かりやすくモデルを掲載しているサイトに限定し、カスタム注文ができるサイトのみを紹介しています。
特に分かりやすさを重視するなら「ドスパラ」と「マウスコンピューター」の2社がおすすめです。
『the Hunter』の推奨スペック・おすすめゲーミングPCのまとめ
『the Hunter: Call of the Wild』は「低予算・少人数」で作られたインディ系のゲームなので、ロースペックでも快適に遊べるタイトルです。
しかし公式ページの動作環境では満足したプレイをすることが不可能で、まともにプレイするには最低でも「GTX1650」クラスのGPUが必要となってきます。
プレイ環境の比較では「家庭機版」よりも「日本語化に対応しているPC版」に軍配があると解説しました。
以下が記事の要点と、今回紹介したゲーミングPCのおすすめモデルです。気になる項目はおさらいしておきましょう。
- 動作環境・推奨スペックを知りたい
- 低価格PCやノートパソコンでも快適に遊べるのか?
- the Hunterの各エディションを紹介
- PC版と家庭機版の違い
- the HunterにおすすめなゲーミングPC紹介
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCについて知りたい方は以下のリンクからジャンプできます。
- なるべく安く遊びたいなら「おすすめ低価格モデル」
- 高fps環境で遊びたいなら「おすすめ高コスパモデル」
- 4K環境で遊びたいなら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンで遊びたいなら「高コスパ&高性能モデル」
\用途・スペック別に紹介!/
以下の記事で派生作品となるオープンワールド釣りゲー『Call of the Wild: The Angler』の推奨スペックを紹介しているので、そちらも視野に入れる場合は要チェックです。