Epic Gamesから「Unreal Editor for Fortnite (UEFN)」がリリースされました。
このソフトはゲームそのものではなく、ゲームや体験を設計・開発し、「Fortnite」で公開するための製作ツールとなっています。
以下の内容を紹介していきますので、『Unreal Editor for Fortnite』に関する情報に興味がある方はぜひチェックしてみて下さい。
- 『Unreal Editor for Fortnite』とは？何ができるの？
- 『Unreal Editor for Fortnite』のダウンロード方法
- 必要なスペックは？フォートナイトを遊べるなら利用できる？
- 製作されたコンテンツをプレイする方法は？
以下の記事で本家フォートナイトの推奨スペック・おすすめPCについて紹介しているので、そちらも参考にしてください。
『Unreal Editor for Fortnite（UEFN/クリエイティブ2.0）』とは？
| 対応ハード | PC |
| 価格 | 無料 |
| 配信先 | Epic Games |
- 無料でダウンロード可能なゲーム制作ソフト
- 製作したソフトはフォートナイト上でプレイ可能
- 『UEFN』はアップデートで様々な機能が追加される予定
『UEFN』は、『Fortnite』上でプレイできるコンテンツをユーザー自身が開発できる無料ゲーム開発ソフトです。
以前から「フォートナイト クリエイティブ」という名前でフォートナイトで製作が行える要素は存在していましたが、これは製作活動を非常に充実させる追加要素と言えます。
『Fortnite』を構成するゲームエンジン「Unreal Engine」やゲーム中に登場するアセット（小物や絵柄などの事）を自由に使うことができ、制作の自由度が大きく広がりました。
さらにゲームやメタバースなどを意識したプログラミング言語「Verse」を用いており、完全に独自のゲームを1から作成も可能です。
製作したコンテンツは『Fortnite』本編からコードを入力してプレイできるようになっています。
現在はまだパブリックベータ版ですが、「将来的には『UEFN』 で Unreal Engine 5の大部分が使用可能になり、体験の公開と配布を大規模に行えるようになる」とUE公式からアナウンスされています。
『Unreal Editor for Fortnite』のダウンロード方法
『UEFN』は『フォートナイト』の拡張ツールであるため、まずは『フォートナイト』本体のダウンロードが必要です。
Epic Games公式サイトにアクセスし、「入手」をクリックして『フォートナイト』をダウンロードします。
『Unreal Editor for Fortnite』の推奨スペック
| CPU | Core i7-8700 / Ryzen 7 3700x |
| メモリ | 16 GB |
| GPU | NVIDIA GTX 1080 / Radeon RX 5700 XT |
クオリティプリセットを最高設定で動作できるスペックは上記の通りです。
『フォートナイト』を最高設定の状態で動作させるために必要なスペックと全く同じものです。
つまり、現在フォートナイトを高画質で快適にプレイできている方であれば誰でもマップ製作を行えます。
高fpsをキープしようとしなければ『フォートナイト』自体はそこまで重量級のゲームではない事から、要求されるスペックも非常に高いものではありません。
『UEFN（クリエイティブ2.0）』でマップを作る方法は？
UEFNはフォートナイト内でプレイするコンテンツに特化したゲーム制作ソフトであるため、発想力次第で様々なコンテンツを製作可能です。
ここではコンテンツ製作に移るための大まかな方法を紹介します。
UEFNを起動すると、次のような画面になります。
ここではいくつかプリセットを選ぶことができ、大まかな方向性に合わせてあらかじめマップを決める事が可能です。
今回の例では左上の「sample」を選択します。
プロジェクトの保存場所や、プロジェクト名の確認画面が表示されます。
問題なければ、右下の「作成」をクリックして次に進みます。
今回の例では小物が用意されたステージが表示されます。
好きな様にオブジェクトを設置したりプログラムを設定したりした後、画面上部の「セッションを開始」でテストプレイが可能です。
『UEFN』の使い方を詳細に紹介している公式ページ（英語）もあるため、そちらも参考にしてみて下さい。
『UEFN（クリエイティブ2.0）』で作成されたおすすめマップを紹介！
UEFNで作成されたマップは、フォートナイト本編のコード入力画面からコードを入力してプレイ可能です。
公式がUEFNで作成したマップも3マップ公開されているため、UEFNを触る方は先にプレイしてみてもいいでしょう。
フォレスト・ガーディアン
コード：0348-4483-3263 （公式ページはこちら）
フォートナイト公式が作成したチュートリアルマップのうちの一つです。
UEFN紹介ムービーでも登場しており、自然の中を探検してドラゴンと戦闘するマップとなっています。
Atras OG Battle Royale
コード：2179-7822-3395 （公式ページはこちら）
有志による「フォートナイト」チャプター1、つまりリリース直後のマップを再現した配布マップです。
データ量の問題により完全再現には至っていないとのことですが、それでもかなりの再現度を誇ります。
THE BACKROOMS(SHOWCASE)
コード：1965-9447-9912 （公式ページはこちら）
海外で有名なネット上の創作都市伝説「The Backrooms」を意識したホラー系のマップです。
人間の不安を煽る、いかにも何かがそこから出てきそうな不気味な雰囲気が良く表現されています。
『Unreal Editor for Fortnite』の遊び方に関するよくある質問まとめ
- 『Unreal Editor for Fortnite』はフォートナイトみたいなゲーム？
-
『UEFN』はフォートナイト上でプレイ可能なコンテンツを製作するためのツールです。
ゲームとしてプレイするためには自分で様々な要素を配置する必要がありますが、その分自由度が非常に高いコンテンツ製作が可能です。
- 他のユーザーが作ったコンテンツはどうやってプレイできる？
-
フォートナイト本編のコード入力画面からプレイ可能です。
一人でも、フレンドを誘って複数人でプレイできます。
- マップはどうやって作る？
-
『UEFN』を起動し、様々なオブジェクトやプログラムを配置することで作成ができます。
公式のサイトにはチュートリアル的なゲームを作る詳細な解説ページもあるので、そちらも参照してみて下さい。
『Unreal Editor for Fortnite』のダウンロード方法まとめ
『UEFN』の登場により、『フォートナイト』でプレイできるコンテンツのクオリティがさらに上がると予想されます。
有志によって製作されたマップをプレイする専門の方も、マップ制作側の方にも嬉しい情報です。
以下が記事の要点です。これを機に、フォートナイトのクリエイティブモードに足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
- 『Unreal Editor for Fortnite』とは？何ができるの？
- 『Unreal Editor for Fortnite』のダウンロード方法
- 必要なスペックは？フォートナイトを遊べるなら利用できる？
- 製作されたコンテンツをプレイする方法は？
以下の記事で本家フォートナイトの推奨スペック・おすすめPCについて紹介しているので、そちらも参考にしてください。