『World War Z』は2019年4月にリリースされた4人同時プレイ可能なゾンビ系シューターゲームです。
全てのプラットフォームがクロスプレイ対応となっていて、2021年9月には大型アップデート『Aftermath/アフターマス』が実装されました。
「ゲームの仕様・大型アップデート後の変化」から、快適にプレイするならPC版を強くオススメします。
PCのスペック選びで迷っている方へのオススメのゲーミングPCの紹介もしているので、参考にしてみてください。
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCについて知りたい方は以下のリンクからジャンプできます。
- なるべく安く遊びたいなら「おすすめ低価格モデル」
- 144fps環境で遊びたい方向け「おすすめ高コスパモデル」
- 4Kや200fps環境を目指すなら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンで遊びたいなら「高コスパ&高性能モデル」
\用途・スペック別に紹介!/
同じく『L4D2』系譜作品である『Back 4 Blood』の推奨スペックについて解説した記事も用意しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
『World War Z』の推奨スペック・動作環境
『World War Z』はゾンビシューターゲームの部類では珍しく、ロースペックでも快適に遊べるほど動作環境は軽いタイトルになっています。
ですがサバイバルホラーな臨場感を肌で感じてプレイするなら、安定した動作で144fpsを実現できるミドルスペック以上のPCを用意する必要があります。
ロースペックからハイスペックまで、用途別にオススメのゲーミングPCを解説しているので参考にしてみてください。
ゲーミングPCのスペック予備知識まとめ
fpsは「Frames Per Second」の略であり、1秒に何回のフレーム(画面)を出力できるか?という意味です。
ゲームにおけるフレームレートとは「画面の滑らかさ」を意味しているため、fpsが高ければ高いほどゲームが快適になります。
パラパラ漫画で例えると1秒間にめくる漫画の枚数が多い状態が「fpsが高い」状態であり、漫画の枚数が少ない状態が「fpsが低い」状態です。
上記の画像のとおり、壁から敵が出てくるようなシーンでは明らかに高fpsが有利ということがわかります。
最低スペック・最低動作環境
CPU | Intel Core i3 3220 |
メモリ | 8GB |
GPU | GTX 650Ti |
公式の最低動作環境で表示されている「Intel Core i3 3000番台」は10年以上も前のCPUで、動作環境の軽めな『World War Z』だとしても快適に遊べる性能ではありません。
上記のスペックではリリース直後ですら、動作はするものの快適なプレイは出来ないPC構成です。
現在では、ロースペックでも「core i5シリーズ 11400」以上のCPU性能がなければ満足したゲーム体験は得られません。
推奨スペック・推奨動作環境
CPU | Intel core i7 3970 |
メモリ | 16GB |
GPU | GTX 960 |
推奨動作環境の「GTX 960」では中品質のHD設定でも100fpsまで届かない性能であり、現在ロースペックと呼ばれる「GTX1650」の方がはるかに性能と信頼性が高いパーツになります。
CPUもGPUに見合った性能のものを用意しなければ足を引っ張ることになるため注意が必要です。
PCに詳しくない方や「予算・用途・性能」のバランスを知りたい方に向けて、下記でスペック別にゲーミングPCを解説をしていきます。
ゲーマー向けスペック・おすすめ動作環境
CPU | Intel Core i7 9700 |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 3060 |
十数年で数々のシューターゲームを遊んできた筆者が考えるゲーマ向けPCは上記になります。
ゾンビが大量に沸いた時に動作が不安定になりやすい『World War Z』ですが、「RTX 3060」なら中品質HD設定にすることで240fps張り付きで遊べます。
CPUは予算を抑えたcore i7の9000番台ですが、GPU性能を落とすことなく余裕のあるスペックでバランスの取れた組み合わせになっています。
推奨スペックで選ぶなら、「RTX3060」を搭載したゲーミングPCがおすすめです。
ドスパラの「GALLERIA XA7C-R36」が同等以上のスペックを持っているので、気になる方はチェックしてみましょう。
- SSDやM.2SSDは必要?
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『World War Z』は一つの地域ごとに3~4つのマップがあるため、ステージを読み込む回数が多いです。
そのため、HDDよりも「SSD・M.2SSD」でロード時間を短縮したほうが快適にプレイすることができます。
- スペックを満たしていれば中古のゲーミングPCでも良い?
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オンラインゲームはアップデートを重ねるたびに要求スペックが上がっていくため、中古のゲーミングPCで現在のタイトルを満足にプレイすることはできません。
スペックを満たしたPCを中古で発見したとしても、見えないところで故障の危険性があり安心までは買えないため避ける方が無難です。
保証やサポートが受けられる、新品のゲーミングPCを購入する方がメリットが大きいと言えるでしょう。
安いゲーミングPCでも144fpsの快適プレイは可能?
『World War Z』では最低価格帯のゲーミングPCでも144fpsでプレイできますが、画質を低品質まで下げる必要があります。
「中画質+144fsp」以上のプレイ環境を求める方は、ミドルクラス以上のゲーミングPCを用意する必要があるでしょう。
144fpsを狙わない、もしくは144fpsと画質の両立は気にしないという方ならロースペックのゲーミングPCでも十分です。
なるべく安くWorld War Zを遊べるゲーミングPCも紹介しているので参考にしてみてください。
安いゲーミングPCのおすすめモデルを紹介した記事も用意しているので、予算にこだわる方は要チェックです。
ノートパソコンでも『World War Z』を快適に遊べる?
排熱処理の関係でデスクトップPCより求められるスペックは上がりますが、ゲーミングノートPCならプレイすることができます。
『World War Z』は比較的推奨スペックが低いため、ロー~ミドルスペックのグラボが搭載されていれば快適です。
ノートパソコンを購入する時は、後からパーツの換装をすることが難しいため余裕のあるスペックを用意する必要があります。
当サイトではWorld War ZにおすすめなゲーミングノートPCを紹介しているので、そちらを参考にしてください。
\用途・スペック別に紹介!/
『World War Z』おすすめゲーミングPC
あらゆるシューターゲームを遊び尽くしてきた筆者が、PCのスペック別に用途を解説していきます。
どれも推奨スペックを超える性能を持っているので、パソコン初心者でも自分の用途に合わせれば目当てのゲーミングPCを購入できます。
ゲーミングPCの選び方について解説した記事も用意しているため、そちらも参考にしてみてください。
なるべく安く『World War Z』を遊びたい方向け
Magnate MH
上記のスペックなら、中品質のHD設定でも120fps以上を狙うことができる性能になっています。
設定を下げれば200fps以上を狙えるスペックなので、求めるフレームレートと画質のバランスに合わせてプレイ環境を調整できます。
予算を抑えたい方や、まずはゲームに触れてみたい方におすすめの構成になっています。
144fpsかつ画質を維持して『World War Z』を遊びたい方向け
GALLERIA XA7C-R36
ミドルクラス以上からは超品質のHD設定でも144fps~180fpsを狙えるため、『World War Z』の世界観を余すことなく体感できるスペックになります。
「GPU・CPU」に負担が掛かる「爆発エフェクト・ゾンビの大量沸き」などの場面でも、シューターゲームで主流の144fpsを安定して維持できるほどの性能です。
さらに数年間買い換える必要がなく他タイトルでも快適に遊べる性能のため、コストパフォーマンスが優秀で狙い目のゲーミングPCと言えます。
144fpsで遊ぶなら144Hzゲーミングモニターが必要になるので、合わせて用意しておきましょう。
>>公式サイトで『GALLERIA XA7C-R36』の詳細を見る
4K画質や200fpsのハイスペックな環境で遊びたいなら
GALLERIA ZA9C-R37 第12世代Core搭載
「画質・フレームレート・動画編集・マルチタスク」など、どの場面でも高水準なパフォーマンスを発揮できるゲーミングPCが欲しい方には上記のモデルがオススメです。
高品質HD設定でも脅威の270fpsを狙える性能で、4K画質なら90fps付近まで狙えるためfpsの最低基準となる60fpsよりも30fps上回る性能です。
用途としては、ゲームプレイ以外に動画編集やゲーム実況配信なども視野にいれたヘビーユーザー向けのスペックです。
コストパフォーマンスが一番高いPCなので、予算に余裕がある方には最良の選択と言えます。
ハイスペックPCに見合ったワンランク上の240hz対応ゲーミングモニターが必要なので、合わせて用意しておきましょう。
>>公式サイトで『GALLERIA ZA9C-R37』の詳細を見る
ノートパソコンかつ144fpsで 『World War Z』を遊びたいなら
GALLERIA XL7C-R36H
上記のモデルは「144hz対応モニター・高性能GPU」標準搭載なので、高fpsで遊びたいタイトルに最適化された構成になっています。
排熱の関係でデスクトップより能力は落ちますが、『World War Z』遊ぶには必要以上のスペックがあると言えるでしょう。
ゲーミングノートPCを検討するなら、ゲーミングマウスやヘッドセットも合わせて用意することをオススメします。
>>公式サイトで『GALLERIA-XL7C-R36H』の詳細を見る
大型アップデート『Aftermath/アフターマス』実装で追加された新要素
『World War Z』はアップデートのアナウンスが長期間ありませんでしたが、2021年9月には大型アップデートの 「Aftermath /アフターマス」が実装されました。
海外評価サイト「メタクリティック/Metacritic」ではアップデート後のメタスコアを81点(アップデート前は65点)と高く評価しているため、良アップデートだったと言えるでしょう。
以下が「 Aftermath /アフターマス 」の変更点となります。
変更点 | アップデートの詳細 |
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マップの追加 | 「ローマ都市に3マップ・カムチャッカ都市に3マップ」の計6マップが追加 |
Horde Mode XLの追加 | 1画面に表示できるゾンビ数を増加したモードが追加 |
近接武器の新要素 | 11種類の近接武器が追加され、「軽量級・中量級・重量級」に分けられた3クラスにパークが使用できるようになった |
FPSモード | tpsモード(三人称視点)のみだったが、fpsモード(一人称視点)も追加された |
収集要素 | チャレンジモードでドキュメントと呼ばれるアイテムを集めると、対応したマップでバフ効果を得られるようになった |
新クラス | 盾装備の「ヴァンガード」が新クラスとして追加 |
\用途・スペック別に紹介!/
『World War Z:Aftermath』をPC版で遊ぶべき理由とは?
『World War Z:Aftermath』は「PC・PS4・PS5 ・Xbox Series X|S・Xbox One」の各プラットフォームで、クロスプレイが可能になっています。
この項目では「操作性・ゲームの仕様・機種の性能」を比較し、家庭機版よりPC版でプレイするべきという理由を解説していきます。
ゲーミングPCなら大量のゾンビが沸いても、144fpsでフレームレートが安定する
PS5版では上限が60fpsですが、ゲーミングPCならミドルスペックでも高品質HD設定で200fpsを狙えるほどの性能があるため滑らかなプレイ画面を求めるならPC版がおすすめです。
新要素「Horde Mode XL」は大量のゾンビを一度に処理するモードのため、余裕のある性能がなければ動作が不安定になることは明らかです。
「動作性能・fps上限」の要素からコンシューマー機は限界性能が低く、シューターゲームをプレイするならPC版が優位だということが分かります。
マウス・キーボード操作で咄嗟のアクシデントにも対応できる
fps視点が実装された『World War Z』では臨場感のあるプレイが可能になりましたが、視点操作の範囲が広くなるためスティック操作よりもマウス操作の方がスムーズです。
さらに全方向から沸いてくるゾンビに不意をつかれても、瞬間的にエイムを合わせられるPC版はメリットが大きいプラットフォームと言えるでしょう。
ゲーミングマウスを利用すれば、サイドキーに操作を設定できるので激戦区での「アイテム切り替え・スキル発動」なども無理なく行えます。
クロスプレイで盛り上がる『World War Z』だけど、高難易度を目指すならPC版
『World War Z』は「家庭機版・PC版」共にクロスプレイが可能で、どの機種を選んでもマッチングで困ることがないほどプレイヤー人口が多いタイトルです。
全てのプラットフォームを比較してみると、やはりPC版がもっとも快適にプレイできる環境だと言えます。
何故ならレーダーマップ非表示の高難易度では「周辺機器・サウンドソフト」が豊富なPC版の方が、クリアな音質で仲間と連携を取ることができるからです。
\用途・スペック別に紹介!/
ゲーミングPCはBTOパソコンショップで買うのがおすすめ
ゲーミングPCを購入するなら「BTOパソコンショップ」がおすすめです。
BTOパソコンショップならパソコンを注文する際にパーツを変更して自分好みにカスタマイズができ、真に自分が欲しいスペックを持ったゲーミングPCが手に入ります。
「ゲーミングPCなら自作が安い」という情報から自作も視野に入れている方もいると思われますが、以下に当てはまる方のみしかおすすめしません。
自作PCが向いているのはこんな人!
- 安いパーツを選定でき、相場変動について詳しい
- パーツ同士の相性について知っている
- トラブル時のサポートが不要
なぜならBTOパソコンショップは大量にパーツを仕入れているのに対し、自作では小売分の料金が上乗せされているためです。
サポートについても多くのショップが力を入れており、メール・電話・チャットでの連絡に対応しているのでパソコン初心者にはうってつけです。
ゲーム用に家電量販店のパソコンを買うのは厳禁
- 割高かつ最新のゲーミングPCはまず売っていない
- サポートは手厚いものの、その分割高
- 有料セキュリティソフトや光回線など、セット売りを勧めてくる
家電量販店でゲーミングPCの購入は絶対におすすめできません。
なぜなら多くの家電量販店ではゲーミングPC自体を取り扱っておらず、取り扱っていても最新のグラボを積んだモデルはほぼありません。
あくまでもパソコン自体に疎い方へ向けた商売ですので、当サイトのようなメディアサイトをあらかじめリサーチできる方にとってはデメリットだらけです。
BTOパソコンショップで買うならセールが狙い目
BTOパソコンショップはセールが開催されるタイミングがあり、人気のモデルの割引・PCゲームの付属・ポイントでのキャッシュバックなどが実施されます。
値引き率の高いセールを探しているなら、『マウスコンピューター』「FRONTIER(フロンティア)」のセールがおすすめです!
- マウスコンピューターは隔週更新のセールが常時開催
- フロンティアは毎週更新・毎月更新のセールが常時開催
『マウスコンピューター』はゲーミングPC・クリエイター向けPC・ゲーミングノートPCなど割引対象のモデルが豊富なセールを開催しています。
「FRONTIER(フロンティア)」はゲーミングPCをとにかく安く手に入れられるセールを開催しており、最新パーツ搭載モデルもセールで購入できます。
以下の記事でBTOパソコンショップの最新セール情報を紹介しているので、安いゲーミングPCを探している方は参考にしてください。
BTOパソコンショップごとの特徴・ラインナップ
ショップ名 | 値段 | 出荷速度 | サイトの利便性 | サポート | セール内容 |
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
FRONTIER | |||||
パソコン工房 |
当サイトでは上記4サイトをおすすめしていますが、中でも「ドスパラ」と「マウスコンピューター」がゲーミングPCの購入におすすめです。
ドスパラは業界で最速の出荷速度があるので、「一刻もはやくゲーミングPCが欲しい!」という方におすすめのBTOショップです。
マウスコンピューターはサポートの手厚さとセールでの値引き率の高さから、ゲーミングPC初心者にうれしい特典が揃っています。
- パソコン初心者でも使いやすいサイトであること
- お得に購入できる方法がある、もしくは基礎価格が安いこと
- 決済方法が豊富、クレジットカード以外にも支払い方法があること
今回ラインナップしているおすすめBTOパソコンショップの基準は上記の通りです。
パソコン初心者でも分かりやすくモデルを掲載しているサイトに限定し、カスタム注文ができるサイトのみを紹介しています。
特に分かりやすさを重視するなら「ドスパラ」と「マウスコンピューター」の2社がおすすめです。
『World War Z』の推奨スペック・おすすめゲーミングPCのまとめ
『World War Z』はゾンビシューターゲームとしては軽い部類のタイトルに入りますが、「フレームレート・画質」をバランス良く求める方ならミドルクラス以上を用意する必要があるでしょう。
ロースペックPCでも、PS5以上のフレームレートで楽しめるので予算を抑えてゲーミングPCを検討されている方にはオススメ出来るスペックになっています。
以下が記事の要点と、今回紹介したゲーミングPCのおすすめモデルです。気になる項目はおさらいしておきましょう。
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCについて知りたい方は以下のリンクからジャンプできます。
- なるべく安く遊びたいなら「おすすめ低価格モデル」
- 144fps環境で遊びたい方向け「おすすめ高コスパモデル」
- 4Kや200fps環境を目指すなら「最新ハイスペモデル」
- ノートパソコンで遊びたいなら「高コスパ&高性能モデル」
\用途・スペック別に紹介!/
同じく『L4D2』系譜作品である『Back 4 Blood』の推奨スペックについて解説した記事も用意しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
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